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今年の阪急阪神HD株主総会“ネタ”はドラフト戦略

今年の阪急阪神HD株主総会“ネタ”はドラフト戦略

株主総会では今年もさまざまな意見が飛び出した(撮影・岡本義彦)

株主総会では今年もさまざまな意見が飛び出した(撮影・岡本義彦)【拡大】

 阪神タイガースの親会社である阪急阪神ホールディングス(HD)の株主総会が13日、大阪市内で開催された。今季、矢野燿大監督(50)が就任したチームは好調で、質疑で株主から成績についての注文はなかったが、これまでの球団のドラフト戦略を疑問視する質問が出た。回転すしにたとえ“大トロ”や“ウニ”などの大物を獲得することを要望された。

 開幕から2軍暮らしの藤浪も糾弾されなかった。マルテについても不問。矢野監督と金本前監督との違いも聞かれなかった。チームは貯金生活。でも、根深い問題を株主は見逃さなかった。

 「タイガースが(最近)50年間で3回(1985、03、05年)しか優勝できない最大の理由は、ドラフトが下手だということ。とくに2位、3位の上位指名が下手」

 東京から始発の新幹線に乗り、やってきたという男性に、会場では自然と拍手がわき起こった。

 「他球団のスカウトは腹を抱えて笑っている。ドラフトで笑いをとる必要はありません。回転すしにたとえると、大トロやウニの皿が目の前を流れているのに手を出さないで、タコやイカの皿からとっていくというのが毎年の印象」

 近年は近本光司外野手(大阪ガス)や大山ら、ドラフト1位で指名した選手が戦力となっている。しかし、株主が指摘したのは2位以下の指名。そこでフロントが腕を見せることで、中長期的なチーム編成が可能になり、優勝回数に結びついていくというわけだ。

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  • 阪急阪神ホールディングス株式会社の株主総会に向かう人たち=大阪市北区の梅田芸術劇場(撮影・岡本義彦)
  • 阪急阪神ホールディングス株式会社の株主総会に向かう人たち=大阪市北区の梅田芸術劇場(撮影・岡本義彦)