2019.6.13 05:02

日本ハム担当スカウト・白井康勝、輝星の「さらに成長した姿を見たい」

日本ハム担当スカウト・白井康勝、輝星の「さらに成長した姿を見たい」

プロ野球交流戦の広島戦でプロ初登板した日本ハム・吉田輝=12日、札幌ドーム

プロ野球交流戦の広島戦でプロ初登板した日本ハム・吉田輝=12日、札幌ドーム【拡大】

 担当スカウトとして、プロ初勝利は本当にうれしいです。初登板にしては上々だと思います。

 彼を初めて見たのは高2の春。いい投手がいると聞いて、秋田大会の地区予選に行きました。当初からインパクトは強かった。投げっぷりがよくて、投手らしい強気な一面があった。1年後にどうなってくるか楽しみなピッチャーだ-というのが第一印象です。春、夏、秋と追いかけ、翌年(3年)の姿をイメージして見ていました。

 ひと冬越して見たとき、ボールがさらに強くなっていたうえに、2年のときは全ての球に力を入れて投げていたのが、うまく抜いた球を投げるようになって、考えてピッチングをするようになっていた。変化球もスライダーが指にかかっているときは、格段といいボールになっていました。

 大柄ではないが、力はありました。スピンの効いた真っすぐがあって。あれだけのボールが投げられるので、さらに成長を見込んで、楽しみな投手になると思って、甲子園でも見ていました。

 初登板の投球で、反省点もあると思います。将来に向けて、この経験と謙虚な気持ちを忘れず、さらに成長した姿を見たいです。 (日本ハムチーム統括本部、東北・北海道担当スカウト)

白井 康勝(しらい・やすかつ)

 1969(昭和44)年3月4日生まれ、50歳。愛知県出身。豊川高から88年ドラフト外で日本ハム入団。92年に抑えで9勝10セーブ(3敗)、翌93年に先発で10勝(3敗)。97年に広島、98年にヤクルトでプレーして現役引退。プロ通算11年間で143試合登板、22勝21敗16セーブ、防御率3・69。2011年から日本ハムスカウト。