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伝説走塁再現!西武、「一つでも先の塁へ」辻イズム継承・源田でG倒

伝説走塁再現!西武、「一つでも先の塁へ」辻イズム継承・源田でG倒

一塁から一気に本塁に生還した源田。相手の隙を突く走塁で試合の流れを引き寄せた

一塁から一気に本塁に生還した源田。相手の隙を突く走塁で試合の流れを引き寄せた【拡大】

 (セ・パ交流戦、西武4-0巨人、1回戦、西武1勝、11日、メットライフ)日本生命セ・パ交流戦は11日、6試合が行われ、西武は巨人1回戦(メットライフ)に4-0で快勝した。勝利を引き寄せたのは源田壮亮内野手(26)の好走塁だった。一回2死一塁で巨人・丸佳浩外野手(30)が中前打の処理に手間取る間に、一塁から一気に本塁へ生還。1987年の日本シリーズで現役時代の辻発彦監督(60)が見せた“伝説の走塁”を令和の時代に蘇らせ、チームは連敗を2で止めた。

 昭和の時代に刻まれた“伝説の走塁”が、平成をまたいで令和に再現された。辻監督は記者から「伝説の…」のフレーズが出ると口元を緩めた。

 「みんな、そう思っていると思ったよ。よく走ってくれた。源田の足が速いから『ひょっとして』と相手の焦りを生む。大きな戦力だね」

 西武黄金時代をほうふつさせる走塁が、試合の流れを大きく引き寄せた。一回2死一塁、4番・山川が中前打を放つと、新人時代から2年連続で30盗塁を記録する一塁走者・源田が韋駄天ぶりを発揮。長打を警戒して深めだった相手外野陣の位置取りを見透かしたように、迷いなく二塁を蹴って三塁に向かった。

 しかし、それだけでは終わらない。中堅・丸が打球をファンブル(記録は失策)するのを見るやいなや、さらにギアを上げて一気に本塁へ滑り込んだ。黒田三塁コーチは「ポロッとやったので手を回した。(打球が)左中間寄りだったので、エラーがなくても回す意識はあった。本人も、それが頭にあったと思う」と説明。指揮官が就任以来掲げる「一つでも先の塁へ」の意識は3年目を迎え、チームにしっかりと根付いていた。

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  • 西武・山川穂高が中適時打を放つ=メットライフドーム(撮影・矢島康弘)
  • 山川の中前打を中堅手丸が後逸する間に本塁へ向かう一走・源田=メットライフドーム
  • 山川の中前打を後逸し、一走の生還を許す巨人の中堅手・丸。右は左翼手・亀井=メットライフドーム
  • “伝説”のワンシーン。現役時代の辻監督(左)は相手の隙を突く走塁で生還。捕手・山倉(右)の脇を笑顔で走り抜けた
  • 西武・1987年日本シリーズ第6戦スタメン
  • 先発の西武・佐野=メットライフドーム(撮影・矢島康弘)
  • 先発の西武・佐野=メットライフドーム(撮影・荒木孝雄)
  • 1回生還し、ベンチで迎えられる西武・源田(左)=メットライフドーム(撮影・福島範和)
  • 1回中安打を放つ西武・山川=メットライフドーム(撮影・荒木孝雄)
  • 1回生還した西武・源田=メットライフドーム(撮影・矢島康弘)
  • 6回中村が右適時二塁打を放ち生還する西武・山川=メットライフドーム(撮影・矢島康弘)
  • 6回2点適時打を放つ西武・メヒア=メットライフドーム(撮影・福島範和)