2019.6.12 05:04

広島・野村、自己最短1回KOで2軍降格…木ッパ微塵6安打5失点

広島・野村、自己最短1回KOで2軍降格…木ッパ微塵6安打5失点

自己最短の1回でKOとなった野村。セの首位チームも交流戦で失速だ(撮影・野口隆史)

自己最短の1回でKOとなった野村。セの首位チームも交流戦で失速だ(撮影・野口隆史)【拡大】

 (セ・パ交流戦、日本ハム5-4広島、1回戦、日本ハム1勝、11日、札幌D)右翼側を赤く染めた道産子鯉党の悲鳴が札幌ドームに響き渡った。広島・野村が一回に49球を要し、6安打5失点で自己最短KO。国内フリーエージェント権取得まであと1日を残して2軍に降格することになった。

 「しっかり打たれてしまった。チームに対して申し訳ないです。粘りきれなかったことが悔しいです」

 鈴木の先制二塁打で援護をもらったが、先頭・西川、大田に連打を浴び、近藤に四球を与えて満塁のピンチを招き、中田の左翼線2点二塁打で逆転を許した。さらに王柏融に右前へ2点打、中島に左前適時打でこの回5点を失って、早々とタオルを投入となった。

 かつてないほどの大炎上だった。この日が先発165試合目の右腕は2012年9月4日の中日戦(ナゴヤドーム)で3回3失点KOとなったのをはじめ、14年と17年の3度3回で降板しているが、今回は自己最短。佐々岡投手コーチも「低めを打ち返されるということはボールに強さがない。(一回で)限界だと思った」とバッサリだ。

 5月は球団新記録の20勝4敗1分けで一気に首位に立ったが、大失速だ。交流戦に入って、西武、ソフトバンク相手にいずれも1勝2敗で負け越し。今後クライマックスシリーズを経て、日本シリーズまで勝ち上がった場合、再びパ・リーグの強豪と対戦するため、交流戦で強いイメージを植え付けたいところだが…。

 12日はハーラートップタイの6勝を挙げる、大瀬良が1軍デビューを飾るD1位・吉田輝星投手(金足農)と投げ合う。「しっかりゲームを作ってチームが勝てるようにしたい」。鯉のエースが黄金新人に投げ勝って、赤ヘル逆襲のキッカケを作る。 (柏村翔)

試合結果へ

  • 野村の不甲斐ない投球に、緒方監督も早々とタオルを投入した
  • 広島・野村の今季登板成績
  • 1回、先制の適時二塁打を放つ広島・鈴木=札幌ドーム(撮影・野口隆史)
  • 力投する先発の広島・野村=札幌ドーム(撮影・野口隆史)
  • 2回、適時二塁打を放つ広島・磯村=札幌ドーム(撮影・野口隆史)
  • 2回、2番手の広島・島内=札幌ドーム(撮影・野口隆史)
  • 3番手の広島・菊池保=札幌ドーム(撮影・野口隆史)
  • 6回に登板する広島・遠藤=札幌ドーム(撮影・野口隆史)
  • 8回、二塁打を放つ広島・長野=札幌ドーム(撮影・野口隆史)
  • 8回、2点本塁打を放つ広島・バティスタ=札幌ドーム(撮影・野口隆史)
  • 8回に登板する広島・中崎=札幌ドーム(撮影・野口隆史)