2019.6.10 12:38

大工大、全国初勝利ならず 主将・田中浩は野球人生に終止符/全日本大学選手権

大工大、全国初勝利ならず 主将・田中浩は野球人生に終止符/全日本大学選手権

 第68回全日本大学野球選手権大会第1日が行われ、初出場の大工大(近畿)は創価大(東京新)に1-6で敗れた。

 0-4の七回1死二、三塁で左前適時打を放った主将の田中浩平内野手(4年)は「それまでの2打席(遊ゴロ、見逃し三振)に合っていなかったので何とかレフト前に運びました」。着実に1点を取る緻密さを展開した強豪・創価大との差を実感し、悔しさが胸を埋めた試合だが、部にとっての初となる全国の舞台で執念を見せ、歴史を作った。

 近大付高(大阪)出身で、卒業に大学で野球を続ける予定はなかったが、田中恵三監督(31)の誘いがあり大工大に進学した。「自分たちの代で初めて全国に出てこられたのはよかったけど、出て満足していた自分たちがいた。全国は勝ってなんぼ。後輩たちには勝てるようにやっていってほしい」。全国初勝利の夢は後輩たちに託した。

 4年生約30人はこの敗戦をもって引退し、田中浩もその一人。社会人には進まず野球人生に終止符を打つことを決めて今大会に臨んでいた。今後は、これまでナイター練習と並行して行っていた就職活動に本腰を入れていく予定だ。

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