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【ダッグアウトの裏側】MLB球宴、ファン投票方法が変更された“トホホ”な理由

【ダッグアウトの裏側】

MLB球宴、ファン投票方法が変更された“トホホ”な理由

特集:
ダッグアウトの裏側
周囲から手腕を疑問視する声もあがり始めたマンフレッド・コミッショナー(AP)

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 米大リーグの近年の動きが、どうも気にくわない。日本時間5月29日から始まったオールスターゲーム(同7月10日=オハイオ州クリーブランド)のファン投票の変更も、そのひとつだ。

 ファン投票による選出は今回から2段階方式になった。今月21日までの結果で、各ポジションの上位3人と外野手の上位9人を決定。26日から28時間の再投票が実施され、先発出場する野手を決める。投手と控え野手は選手間投票などで選ばれる(日本からのオンライン投票も可能)。

 そもそも変える理由は何か。ファンの関心を高めるために打った苦肉の策ではないかと思っていたら、翌日に残念なニュースが届いた。

 5月29日までの1試合平均観客数は2万6854人。昨季同時期に比べて1・4%減少し、4年連続ダウンとなった。全30球団中19球団が前年以下。ピークの2007年は平均3万2785人だから、ファン離れはかなり深刻だ。

 ロブ・マンフレッド・コミッショナー(60)は昨季、観客数が減った理由に異常気象による寒さと雨を挙げていた。今季は当日券の売り上げ増に触れ、「各球団は難局を創造的かつ効果的な手法で乗り切ろうとしている」と米メディアに強調したが、その手腕を疑問視する声は日増しに高まっている。

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