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オリ救った!田嶋、1年ぶり復活星「支えてくれた方々へ本当に感謝」

オリ救った!田嶋、1年ぶり復活星「支えてくれた方々へ本当に感謝」

約1年ぶりのマウンドで力投する田嶋。六回途中まで投げ、得点を許さなかった(撮影・中島信生)

約1年ぶりのマウンドで力投する田嶋。六回途中まで投げ、得点を許さなかった(撮影・中島信生)【拡大】

 (セ・パ交流戦、オリックス5-0DeNA、2回戦、1勝1敗、5日、京セラ)田嶋が帰ってきた。苦しむオリックスに光をもたらす救世主。約1年ぶりの復帰登板で5回0/3をゼロ封。感謝の気持ちを込めた力投でチームの連敗を5で止め、353日ぶりの白星をつかんだ。

 「ホッとしたというより、これまで支えてくれた方々への本当に感謝の気持ちしかないですね。1軍のマウンドで投げることは当たり前じゃない。僕1人の力では上がれなかったので」

 長いトンネルだった。ルーキーイヤーの昨季は6月までで6勝3敗。新人王の大本命だった。だが、6月末に左肘を負傷し、出場選手登録を抹消。左肘の肉離れだった。

 キャッチボールを再開しても、ブルペン投球を解禁しても、状態は一進一退。「これだけしか投げられないんですよ…」と唇を噛んだ。そのまま実戦に復帰できず、1年目を終了。「僕の中ではいままで積み重ねてきたものが一気に崩れたような気がして…」と目の前は真っ暗だった。

 でも、1人じゃなかった。栃木・佐野日大高時代の友人らには「お前はお前でいいんだ。自分を信じてやってくれ」と励まされた。昨年末には友人と埼玉県内の神社に出かけた。おみくじを引くと、友人らのエール同様に「貫く」の重要性が書かれていた。

 「自分を貫くことが大事なんだ。2年目は貫こうと思いました」

 オフには地元・栃木県にある中学時代に通っていた治療院にも向かった。すると、先生は「これだけ筋肉が腫れていたら、そりゃ投げたら痛いよ」と一言。治療を受けるにつれて痛みはみるみる消え、左肘の不安はなくなった。投球時の意識も「力感なく強い真っすぐが投げられるように」と、リリースの瞬間に力を込めるように変更。新しい田嶋が誕生した。

 「いろんな方に感謝しつつ、野球を楽しむことをテーマに今後もがんばっていきたい」

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  • お立ち台では2安打2打点の打のヒーロー、西野(右)と並んでポーズをとった
  • 先発のオリックス・田嶋=京セラドーム大阪(撮影・中島信生)
  • 6回途中で降板する先発のオリックス・田嶋=京セラドーム大阪(撮影・中島信生)
  • 6回途中で降板する先発のオリックス・田嶋=京セラドーム大阪(撮影・中島信生)
  • 2回、適時二塁打を放つオリックス・大城=京セラドーム大阪(撮影・中島信生)
  • 5回、適時打を放つオリックス・小田=京セラドーム大阪(撮影・中島信生)
  • 5回、適時打を放つオリックス・中川=京セラドーム大阪(撮影・中島信生)
  • 6回、二塁打を放つオリックス・ロメロ=京セラドーム大阪(撮影・中島信生)
  • 6回、適時打を放つオリックス・西野=京セラドーム大阪(撮影・中島信生)