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阪神・ガルシア、完封虎初星!フォーム修正でスライダー精度向上

阪神・ガルシア、完封虎初星!フォーム修正でスライダー精度向上

ガルシアは九回を投げきり、陸上短距離のウサイン・ボルトのポーズを取る(撮影・山田喜貴)

ガルシアは九回を投げきり、陸上短距離のウサイン・ボルトのポーズを取る(撮影・山田喜貴)【拡大】

 (セ・リーグ、DeNA0-7阪神、12回戦、阪神9勝3敗、26日、横浜)ゲームセットの瞬間をマウンドで迎えると、おどけて陸上短距離の五輪金メダリスト、ウサイン・ボルトの弓引きポーズを決めた。降り注ぐ大歓声に、笑顔で帽子を取る。ガルシアが虎初勝利を圧巻の完封で飾った。

 「ファンの方々に感謝の気持ちを伝えたかった。1勝できたので、これを続けていきたい」

 援護をもらって上がった一回のマウンド。まずは11試合連続安打中と好調の神里を4球で見逃し三振に。宮崎は遊ゴロ、ソトは右飛と、10球で三者凡退とした。「下(ファーム)でやってきたことがあったので、すごく自信を持って投げられました。1イニング目は大事なところ。そこを切り抜けられてよかった」。直球は最速151キロを計測。味方の大量援護の後押しも受け、テンポ良くベイ打線を斬った。

 「これまでで経験したことがない。想像していなかったことが起きているというか…」。中日から移籍し、昨季13勝の実績を買われて開幕ローテ入り。しかし、開幕から3試合で投球回は9回1/3で0勝2敗、防御率19・29-。4月16日のヤクルト戦(松山)を最後に、2軍落ちした。

 その間に重点的に取り組んだのが、投球フォームの修正だ。「香田投手コーチと何がおかしいか、時間をかけて見直しました」。上半身が前に突っ込みすぎないようにするなど、バランス面を改善。それに伴い、悩みの種の一つだったスライダーの精度が向上した。登板2日前のブルペンを見守った福原投手コーチは「前よりかなりよくなった。スライダーもうまく抜けるようになっていたし、身体をうまく使えるようになった感じ」。2軍戦3試合で結果を出し、態勢は万全だった。

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  • 矢野監督(左)はガルシア(右)と笑顔で握手。指揮官にもうれしい復活だ
  • ガルシアはテンポよく投げる。以前よりコントロールも向上していた
  • 阪神・ガルシアの今季登板成績
  • 試合後、声援に応える阪神・ガルシア=横浜スタジアム(撮影・松永渉平)
  • 試合後、ウイニングボールを手に笑顔をみせる阪神・ガルシア=横浜スタジアム(撮影・松永渉平)
  • DeNAに完封勝利。喜ぶ阪神・ガルシア=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)
  • 4回を終え、頭をかきながらベンチに戻る阪神・ガルシア=横浜スタジアム(撮影・松永渉平)