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コイが止まらナイン!広島2年ぶり9連勝、大瀬良が圧巻の完投

コイが止まらナイン!広島2年ぶり9連勝、大瀬良が圧巻の完投

鈴木(右)らに、水をかけられる大瀬良。左は顔が見えないけど西川(撮影・加藤孝規)

鈴木(右)らに、水をかけられる大瀬良。左は顔が見えないけど西川(撮影・加藤孝規)【拡大】

 (セ・リーグ、広島3-1中日、11回戦、広島8勝3敗、22日、マツダ)エースが、快刀乱麻の投球を披露した。広島・大瀬良が立ち上がりから中日打線を寄せ付けず、3安打無四球1失点、91球の完投で、チームを2017年9月以来の9連勝に導いた。

 緒方監督の父・義雄さんがこの日朝亡くなり、監督不在で臨んだ一戦で“弔い星”をつかみ、「練習前のミーティングで聞きました。最後まで投げたい。監督が掲げる“守り勝つ野球”をしたいと思っていた。先発として投げ切るのは最高の形」とうなずいた。

 勝利に向かってナインを鼓舞するピッチングだった。一回をわずか10球で三者凡退で仕留めると、二回先頭の4番・ビシエドから6者連続三振。六回1死までひとりの走者も出さない、完全投球で圧倒した。

 指揮官にとっては突然の別れだった。義雄さんは2016年に肺の病気で体調を崩すまでは佐賀・鳥栖市で魚の卸売り加工業や鮮魚店を経営。近年は家業を娘夫婦に譲って経営から退き、自宅で療養していたが、毎年正月に帰省すると「今年こそ日本一だぞ」と激励してくれていた。母・孝子さんが1995年にがんで52歳で他界しており、両親を失った悲しみは大きい。大瀬良の投球に鼓舞されたナインも、二回に相手失策で先制すると五回には会沢が2ランを放つなどして、広島から約221キロ離れた佐賀に元気を届けるプレーで快勝した。

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  • 監督に心配をかけまいとエースが奮投。91球、1失点で完投した
  • 1回先発の広島・大瀬良=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • ファンの声援に応える広島・大瀬良=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • ヒーローの広島・大瀬良とスラィリー(右)=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 鈴木(右)と西川(左)に氷水をぶっかけられる広島・大瀬良=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 5回右越え2点本塁打を放った広島・会沢は先発の大瀬良(左)とハイタッチ=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 実父が亡くなった広島・緒方監督に代わり、監督代行をつとめる高ヘッドコーチ=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 監督代行をつとめる広島・高ヘッドコーチと中日・与田監督=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 通算1000本安打達成で表彰される広島・菊池=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 通算1000本安打達成で表彰される広島・菊池=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 広島9連勝
  • 広島・大瀬良大地の今季登板成績