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【虎のソナタ】芸術シートノック、ファンに見せてあげて

【虎のソナタ】

芸術シートノック、ファンに見せてあげて

特集:
虎のソナタ
青柳(左)と話す高橋遥。上原のように雑草魂を秘めているコンビだ

青柳(左)と話す高橋遥。上原のように雑草魂を秘めているコンビだ【拡大】

 巨人・上原が引退を発表した。ワールドシリーズ制覇の瞬間、マウンドに立つ雄姿に「とうとう日本人もここまで」とグッときたもんだ。

 プロ初登板は1999年4月4日。野村克也新監督率いる阪神が、プロの意地を見せてスーパールーキーを攻略した。ただ、それ以降、大事な所で上原を打ったイメージが残っていない。

 メジャー帰りの昨年も、他球団がメッタ打ちするのに、阪神だけはお人よしが過ぎるのか、剛球とはほど遠い上原に抑えられ続けた。

 なのに、あまり悪い印象がない。座右の銘でもある「雑草魂」に、どこか関西の臭いを感じるからなのか。

 昨年4月の東京ドームのお立ち台。凱旋・上原がポロッと漏らした。

 「阪神-巨人戦に投げられて、うれしいです」

 気づきましたか? 巨人-阪神戦…じゃなく、阪神-巨人戦…だったんですわ。おそらく無意識に。関西で育った者にしか分からない“絶対に巨人より阪神が先”。こいつ、分かってるやん。ウンウンとうなずいたものです。

 大体大在学中から、タイガースも一生懸命、獲得に動いた。あっという間にフラれたけど。もし、阪神に来てたら…歴史に“if”はないが。

 さて、上原にフラれて20年の阪神。この日は甲子園で投手のみの練習。野手はジックリ静養!?

 別に今さら、月曜日に練習しろとは思わないけれど、休みが多いなと感じている記者は決して少なくないと思う。

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