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巨人・上原、涙の引退…夢は「教えた選手たちがプロに入る」

巨人・上原、涙の引退…夢は「教えた選手たちがプロに入る」

特集:
上原浩治
移籍・退団・引退
上原は引退会見で日米通算21年の現役生活を振り返り、大粒の涙をこぼした (撮影・桐原正道)

上原は引退会見で日米通算21年の現役生活を振り返り、大粒の涙をこぼした (撮影・桐原正道)【拡大】

 巨人・上原浩治投手(44)が20日、東京・千代田区のホテルニューオータニで記者会見し、現役引退を表明した。1年目の1999年に20勝を挙げて新人王に輝くなどチームを支え、米大リーグでも活躍。10年ぶりに日本復帰した昨年7月には、球界初の100勝、100ホールド、100セーブの「トリプル100」を達成したレジェンドは、大粒の涙をこぼしながら、日米通算21年間の現役生活に終止符を打った。将来の夢として、アマチュア野球の指導者に意欲を示した。

 会見場にシャッター音が響いた。現役引退を表明した球界最年長の上原は、涙で言葉を詰まらせながら、素直な思いを口にした。

 「もうちょっとやりたかったなという思いです…。自分が決めた以上、ユニホームを着ることはないわけですから、今は気持ちを切り替えないといけないなと思います」

 異例となるシーズン途中での引退。この日はテレビカメラ20台、報道陣139人が詰めかけた。球団は今季も“勝利の方程式”の一角として1軍昇格のタイミングを図っていたが、先週末に決断を報告したという。

 「今年で辞めることは最初から決めていた。(開幕から)3カ月が僕の中では勝負と決めていた。8月、9月になると首位争いという状況になる」

 野球エリートではなかった。反骨心から生まれた『雑草魂』を胸に、日米通算21年の現役生活を駆け抜けた。大阪・東海大仰星高では控え投手。大学入学前は1年間の浪人生活を味わい、アルバイトを続けながら、体育教師を目指して大体大に進んだ。

 1999年にドラフト1位で巨人に入団。1年目に20勝を挙げ、新人王、沢村賞にも輝いた。2009年から米大リーグに挑戦し、レッドソックス時代の13年には、日本投手として史上初のワールドシリーズ胴上げ投手となった。

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  • 引退会見に臨んだ上原=東京・千代田区(撮影・桐原正道)
  • フォトセッションに応じる巨人・上原=東京都千代田区(撮影・桐原正道)
  • 上原浩治の年度別登板成績
  • 現役引退を語る巨人・上原=東京都千代田区(撮影・桐原正道)
  • 現役引退を語る巨人・上原=東京都千代田区(撮影・桐原正道)
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  • 会場に届けられた花=東京・千代田区(撮影・桐原正道)
  • 会場に届けられた花=東京・千代田区(撮影・桐原正道)
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  • 会見に臨む上原浩治=東京・千代田区(撮影・中井誠)
  • 会場に届けられた花=20日、東京・千代田区(撮影・桐原正道)
  • 一礼して会見場を出る上原浩治=東京・千代田区(撮影・桐原正道)