2019.5.21 05:03

巨人・上原、反骨人生…座右の銘は「雑草魂」

巨人・上原、反骨人生…座右の銘は「雑草魂」

特集:
侍ジャパン
上原浩治
現役引退を語る巨人・上原=東京都千代田区(撮影・桐原正道)

現役引退を語る巨人・上原=東京都千代田区(撮影・桐原正道)【拡大】

 巨人・上原浩治投手(44)が20日、東京・千代田区のホテルニューオータニで記者会見し、現役引退を表明した。

 上原は、野球エリートとはいえない経歴からくる反骨心を「雑草魂」と呼び、座右の銘とした。大阪・東海大仰星高時代は外野手。同学年のエース・建山(元日本ハム)の控えで打撃投手として技術を磨いた。

 巨人入団後に背負った背番号19は、大学受験に失敗して浪人した19歳の1年間を忘れない、との思いからきている。当時は警備員、スーパーのレジ打ち、引っ越しなどのアルバイトをして、予備校の学費を稼いだ。

 プロ1年目に主要タイトルを総なめにし、トップ選手となったが、自らの野球人生を「けがばっかりで中途半端だった」と振り返る。2年目に左脚を痛めてからは故障との戦いだった。

 根っからの負けず嫌い。1年目に同僚の松井秀喜と本塁打王を争っていたヤクルトのペタジーニに対して、ベンチから敬遠四球の指示が出ると、悔し涙を流した。

 国際舞台にも強く、大体大時代に出場した1997年のインターコンチネンタルカップ決勝では、アマチュア野球で世界最強と呼ばれていたキューバの連勝を151でストップ。2006年の第1回WBCでは準決勝の韓国戦で7回無失点と好投するなど、大会2勝を挙げて、侍ジャパンの優勝に貢献した。

  • 日本代表・上原浩治の主要国際大会登板成績