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大船渡・佐々木、投げずに終戦…初戦サヨナラ負けに「悔しい」/春季岩手大会

大船渡・佐々木、投げずに終戦…初戦サヨナラ負けに「悔しい」/春季岩手大会

1回戦でサヨナラ負け。佐々木(左奥)は無念の表情で、右翼からあいさつに向かった(撮影・土谷創造)

1回戦でサヨナラ負け。佐々木(左奥)は無念の表情で、右翼からあいさつに向かった(撮影・土谷創造)【拡大】

 高校球界最速の163キロを出した右腕・佐々木朗希投手(3年)を擁する大船渡は1回戦で、2016年春の選抜大会に21世紀枠で出場した釜石に延長十回、4-5でサヨナラ負けを喫した。佐々木は「4番・右翼」で出場して4打数1安打で、登板はなし。東北大会出場を逃し、夏の岩手大会はノーシードから甲子園を目指すことになった。

 延長十回。サヨナラ負けが決まる打球が左前に転がると、佐々木は右翼の守備位置から、重い足取りで整列に加わった。

 「チャンスで(自分が)1本打てなかった。投げなくても投げても負けるのは悔しい」

 3位以内で東北大会出場、8強以内なら夏の岩手大会でシード入りできる真剣勝負。だが163キロ右腕は、最後までマウンドに立つことはなかった。

 一回、先発の和田吟太投手(3年)が6連打を浴び4失点。打線は二回に5番・木下大洋外野手(3年)の2ラン、八回に相手失策などで2点を奪い、4-4の同点。しかし二回以降立ち直っていた和田が、力尽きた。

 「いく準備はできていたけど…」と佐々木。中日、ダイヤモンドバックスなど日米7球団が視察したが、ブルペンにも入らず。失点すればサヨナラ負けとなる九回や延長十回のピンチでも、登板の気配すらなかった。

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  • 佐々木は延長十回に左前打。しかし勝利にはつながらなかった(撮影・土谷創造)
  • サヨナラ負けに肩を落とす大船渡高ナイン。後列右から2人目は佐々木朗希=野田村ライジング・サン・スタジアム(撮影・土谷創造)
  • 足早に球場に入る大船渡・佐々木=野田村ライジング・サン・スタジアム(撮影・土谷創造)