2019.5.18 05:03

阪神・マルテ、天国から地獄…六回に一時勝ち越し打も八回痛恨拙守

阪神・マルテ、天国から地獄…六回に一時勝ち越し打も八回痛恨拙守

八回、野間の打球を弾くマルテ(撮影・二星昭子)

八回、野間の打球を弾くマルテ(撮影・二星昭子)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神2-10広島、7回戦、阪神4勝3敗、17日、甲子園)好事魔多し。打のヒーローが一転、拙守で“赤い”ライバルに流れを渡してしまった。2-1で迎えた八回だ。1死一塁からマルテが野間の放った正面への強烈な打球をミットに当てながら弾き、さらに見失ってしまった。

 慌てて後ろへ体を向けたが、ボールは自身の背中側、白球はフェアゾーンへポトリ。西もマウンドから必死にカバーに走ったが走者は一、二塁とされ、ピンチは拡大(記録は一塁内野安打)。

 そして、続く菊池涼に同点タイムリー、さらにバティスタに勝ち越しの左前適時打と、1つの守備のほころびから背番号16もカープ打線に一気に飲み込まれた。マルテは六回の梅野の同点打の直後、なおも1死満塁で先発・床田の内角145キロを左前へ弾き返し、一時勝ち越しの適時打で甲子園を沸かせた。

 「打てたんですけど、チームは負けたので価値がなくなった。しっかり勝てるようにやっていきたい」

 2安打1打点とバットでは仕事を果たしたが…。M砲は厳しい表情のまま、クラブハウスへと引き揚げた。四回にもバティスタの一、二塁間への打球にバウンドを合わせられず、その後西川の先制の中前適時打につながった。いずれもエラーこそつかなかったが、ターニングポイントで助っ人の守備が絡んでしまう展開となった。

 清水ヘッドコーチは「(マルテは)次はあそこで守りきれるくらいの頑張りが必要」と苦言を呈し、「(鈴木)誠也に(本塁で)刺されて、うちは刺せなかった。次は刺せるよう、守れるよう頑張っていきます」とチーム全体の奮起にも期待した。やられた分はやりかえすだけだ。 (新里公章)

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  • 六回、マルテは一時勝ち越しの適時打を放ち、殊勲になりかけた
  • 阪神・マルテの最近5試合アットバット