2019.5.15 05:03

これが助っ人や!阪神・マルテ、12打席ぶりヒットがG倒口火弾「いい感じ」

これが助っ人や!阪神・マルテ、12打席ぶりヒットがG倒口火弾「いい感じ」

マルテは二回、反撃ののろしとなる3号ソロ。巨人戦では20イニングぶりに得点をたたき出した(撮影・水島啓輔)

マルテは二回、反撃ののろしとなる3号ソロ。巨人戦では20イニングぶりに得点をたたき出した(撮影・水島啓輔)【拡大】

 (セ・リーグ、巨人2-4阪神、7回戦、巨人6勝1敗、14日、東京D)体がエビ反りになるほどのフォロースルーだった。これぞ打った瞬間。マルテ特有のライナーが黄色く染まった左翼席中段に突き刺さった。

 「いい感じだったね。あのイニングは、少なくとも1点がほしかったから。よかったよ」

 2点を先制された直後の二回2死。追い込まれてから巨人のドラフト1位・高橋優貴投手(八戸学院大)の直球を強振した。10日の中日戦(甲子園)では又吉から2号2ラン。それを境に快音から遠ざかり、首脳陣とストライクゾーンの違いなどについて面談する計画が浮上していた中、3試合12打席ぶりのHランプ。チームとして巨人戦20イニングぶりの得点は貴重な追撃へののろしとなった。

 「どのチームに対してもしっかり準備していくことは変わらないが、この(巨人戦の)雰囲気は楽しめた。明日も、また打ちたいね」

 右ふくらはぎの張りが癒え、1軍初昇格を果たしたのが4月29日。令和というフレーズを外しても、M砲にとって初めての伝統の一戦だった。

 この日の朝、昨季まで同僚で仲がよかったエンゼルスの大谷が今季1号を放ったが、その感想を問われるとキョトンとした表情で「知らなかったよ」と苦笑い。球団関係者によると、生一本な性格で、遠征先の宿舎でもあまり出歩かず、試合に備えているという。昼間にためていたパワーを一気に爆発させたわけだ。

 「ああいう打球をどんどん打っていけるようにしたい。どのイニングも点をとろうと個々の選手が一生懸命やった中で、自分もいい結果が出た」

 七回1死二塁ではアダメスのフォークを見極め、四球。一挙3得点の逆転劇を演出した。メジャー通算30発の恐怖の7番。打倒巨人へ、マルテがカギを握りそうだ。(阿部祐亮)

マルテの打撃について阪神・清水ヘッドコーチ「本塁打を打ったことは大きいが、その後の四球がポイント。ボール球を見極められてきたのは大きい」

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  • 2回、本塁打を放つ阪神・マルテ=東京ドーム(撮影・福島範和)