2019.5.15 05:03

衝撃の遊撃二塁打!広島・誠也、コイ3連勝の原動力も「自分の状況はアピールする立場」

衝撃の遊撃二塁打!広島・誠也、コイ3連勝の原動力も「自分の状況はアピールする立場」

特集:
侍ジャパン
七回、太田がボールを見失う間に遊撃二塁打とした鈴木。足でもアピールした(撮影・加藤孝規)

七回、太田がボールを見失う間に遊撃二塁打とした鈴木。足でもアピールした(撮影・加藤孝規)【拡大】

 (セ・リーグ、広島9-4ヤクルト、7回戦、ヤクルト5勝2敗、14日、マツダ)一瞬の隙を見逃さなかった。7-4の七回先頭。広島・鈴木が放ったライナー性の打球は遊撃・太田が頭上の打球にジャンプしたが捕球できず。一気に二塁を陥れて遊撃二塁打だ。赤ヘルの若き4番が侍ジャパンを率いる稲葉監督の“御前試合”で勝負強さに加えて“脚”でも魅せた。

 「今の自分の状況はアピールする立場。けがをしないようにしっかりとやりたいです」

 昨オフに2年前の夏、右足首に入れたボルトを抜く手術を受けたが、心配は無用。一回に先制犠飛を放つと、1点を追う五回には強烈なゴロで三塁・村上の適時失策、七回には遊撃二塁打をマークするなど1安打1打点でアピールに成功だ。

 鈴木をお目当てに視察に来たことを明かした稲葉監督は「スピードもあって力強かった。走攻守3拍子そろった素晴らしい選手ですね」と賛辞を惜しまない。2月に広島のキャンプ地、宮崎・日南を視察したときと同じように「4番を視野に入れながら構想を練っていきたい」と改めて4番として期待した。

 鈴木は2017年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で代表入りし、14打数3安打。米国での決勝ラウンドでは、アリゾナ州に本拠地を置くDバックスの施設見学やカブス-Wソックスのオープン戦を観戦するなど野球の本場を体感した。今度は自身が主力として世界の舞台で戦うことを目指す。

 稲葉監督の評価を伝え聞いた鈴木は「ありがとうございます」と感謝。チームは3連勝で貯金を2とし、2位ヤクルトとのゲーム差は1、首位巨人には2に接近した。ペナントも熱いが、開幕まで436日に迫った東京五輪への代表争いも本格化している。 (柏村翔)

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  • 5回、3失で出塁した広島・鈴木=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 先発の広島・野村=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 3回、逆転2ランを放つ広島・バティスタ=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 5回、リプレー検証を求める広島・緒方監督=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 快勝した広島ナイン=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 9回、投球する広島・中崎=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • お立ち台でポーズを取る広島・安部とスラィリー=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 5回、2点適時打を放つ広島・安部=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)