2019.5.13 08:00

【土井正博の豪傑球論】阪神・近本、最終打席の左安きっかけに14日からG戦頼むぞ!

【土井正博の豪傑球論】

阪神・近本、最終打席の左安きっかけに14日からG戦頼むぞ!

九回、近本が12打席ぶりにヒットを放つ。復調へのきっかけとしたい

九回、近本が12打席ぶりにヒットを放つ。復調へのきっかけとしたい【拡大】

 (セ・リーグ、阪神2-5中日、9回戦、中日5勝4敗、12日、甲子園)近本は背中の強い張りを訴えて以降、状態がよくない。いいときはもっと思い切り振れていた。今は当てにいっていて「かばっている」といわれても仕方がないスイングをしている。

 プロはシーズンを通じて試合に出続けなければいけない。ライバルはたくさんいる。「痛い」と言えば、ポジションを奪われる。人に言えないことを抱えつつ、出ているのかもしれない。

 だが、それが一流への道だ。状態が悪くても出るかどうかの判断は、自分で下すしかない。辛抱して出ているのなら、このまま状態を落としていっては意味がない。何とか自分で上げていかないといけない。

 そういう意味では、九回にヒットが出たことはよかった。状態が悪いときに一本出るのは、何よりのきっかけになる。強打者が並んでいるわけではない阪神の打線は、足が速い選手が出塁して、相手投手に「走るぞ」とプレッシャーをかけてこそ。それができる筆頭格が近本だ。近本の状態が戻ってくれば、打線全体の調子もよくなってくる。 (サンケイスポーツ専属評論家)

試合結果へ