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阪神・矢野監督ぶ然…微妙判定に泣き今季はや3度目プロ初星献上

阪神・矢野監督ぶ然…微妙判定に泣き今季はや3度目プロ初星献上

一回、高橋の打球の判定をめぐって、抗議をする矢野監督。阪神側は「ファウル」と訴えたが…(撮影・松永渉平)

一回、高橋の打球の判定をめぐって、抗議をする矢野監督。阪神側は「ファウル」と訴えたが…(撮影・松永渉平)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神2-5中日、9回戦、中日5勝4敗、12日、甲子園)あの転がり方で、どちらに勝負が転んでもおかしくなかった。ファウル側だと「信じて」ベンチを立った矢野監督だったが、ジャッジはフェアのまま変わらず。一回に微妙な判定で痛恨の2点打を浴びては、将はぶ然とするしかなかった。

 「マルテに聞いてもリュウ(梅野)に聞いてもファウルだって言うんだけど。俺はもう選手を信じるしかないし、俺の角度からは見えへんから」

 前日11日はエースのメッセンジャーが一回から3失点。連日、いきなりの悪夢だ。立ち上がりでフラつく才木が、単打と2四球で招いた一回1死満塁だった。高橋の放った一塁線への打球に、マルテが必死で手を伸ばしたが、白球はその下を通過。

 M砲が振り向くと、そこには無情にもフェアエリアを指し示す一塁塁審がいた。違う、違う、と右腕を上げてアピールしようとしたが、すぐに思い直して右翼方向へ突き抜けた白球を追った。梅野も訴えたが…。指揮官は審判団への約2分間の確認を行ったが、審判員より前方の打球はリクエストの対象外だった。

 「審判の人がそう見えたって言うのは、こっちとしては仕方がないけど、仕方がないだけでは済まされない部分も、俺らの気持ちのなかではあるんだけど」

 すべてグッと飲み込むしかなかった。それだけでなく中日のプロ2年目右腕・清水を捕まえ損ねて、5回3安打2失点の粘投を許してしまったことが、悔しさを倍増させた。相手投手にプロ初勝利を献上するのは巨人のD1位・高橋優貴投手(八戸学院大)、DeNAのD3位・大貫晋一投手(新日鉄住金鹿島)に続いて、今季早くも3度目だ。四、五、六回は先頭を出塁させながら、詰め切れなかった。

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  • 1回、投球する阪神・才木=甲子園球場(撮影・森田達也)
  • 1回、ベンチを出る阪神・矢野監督=甲子園球場(撮影・岡田茂)
  • 1回、中日・高橋の打球の判定で審判に説明を求める阪神・矢野監督=甲子園球場(撮影・岡田茂)
  • 1回、中日・高橋の打球で抗議する阪神・矢野監督=甲子園球場(撮影・森田達也)
  • 試合に敗れた阪神・矢野監督=甲子園球場(撮影・松永渉平)