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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】よみがえれ!安打製造機・高山、6連敗中の巨人へ逆襲だ

【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】

よみがえれ!安打製造機・高山、6連敗中の巨人へ逆襲だ

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高山俊
「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記
復活が期待される阪神・高山

復活が期待される阪神・高山【拡大】

 打倒・原巨人はヒットメーカー高山がよみがえり、福留&糸井を二者択一に追い込む“地殻変動”の先にあるのかもしれません。阪神は10日の中日戦(甲子園球場)に勝利した時点で19勝16敗2分の同率2位。ルーキー近本の活躍にチーム全体が引っ張られた結果ですが、さらに加速し巨人をやっつけるには2016年の新人王・高山俊外野手(26)の覚醒が必要-という声を聞きます。外野の一角を奪い、両ベテランをひとつのポジションで競わせるぐらいになれば戦力は厚みを増す-というわけです。14日からの巨人2連戦(東京ドーム)、矢野阪神は若虎のバットで宿敵をギャフンと言わせましょう。

 シーズン開幕から早いもので1カ月以上が経過しました。戦前の順位予想と合致しているチームもあれば、アレレ…こんなはずじゃあなかったのに…と首をひねるチームもあります。37試合を消化した時点で19勝16敗2分の貯金3、ヤクルトと同率2位に踏ん張る矢野阪神は良い意味で「こんなはずでは…」という言葉が漏れてしまう? チームでしょう。

 なにしろ戦前の関西の野球評論家の予想はほとんどがBクラス。中には「阪神を最下位には予想したくないけど、他のチームで阪神より下のチームが見当たらない」と“豪語”していた評論家の方もおられました。そういうアンタはどうやねん? と聞かれると穴があれば入りたい…。戦力評価はあまり高くなかったですね、ホンマに。

 しかし、阪神を下位予想にしていた評論家の見通しはオープン戦終了の時点では理解できます。福留&糸井の両ベテラン頼みで新外国人マルテが出遅れた打線は他球団との比較でも見劣りしていました。二塁、遊撃、中堅というセンターラインも定まっておらず、投手陣でも藤浪が不振、メッセンジャーに往年の迫力が薄れ、ガルシアも前年13勝の実績をアテにできない…などなど埋まらない課題が多すぎるように見えたのです。

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