2019.5.4 21:53

阪神・近本、10盗塁到達 シーズン44・7盗塁ペースや

阪神・近本、10盗塁到達 シーズン44・7盗塁ペースや

6回、二盗を決める阪神・近本=甲子園球場(撮影・門井聡)

6回、二盗を決める阪神・近本=甲子園球場(撮影・門井聡)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神5-1DeNA、8回戦、阪神6勝2敗、4日、甲子園)阪神のD1位・近本光司外野手(大阪ガス)が4日、DeNA戦(甲子園)で2盗塁。チームの今季32試合目で2桁10盗塁に到達してみせた。

 「警戒してくれるだけ、僕の中では有利になる。外されたら走らなければいいし、けん制が多くても走らなければいい。相手を見ながらやっていければ」

 4打数無安打で、2試合&11打席連続の無安打となったが、この男の場合は出塁だけでも脅威になる。まずは3点リードの六回先頭で二ゴロ失策で出塁すると、続く糸原の2球目で瞬く間に二盗に成功。追加点へつなげると、ハイライトは5-1となっていた七回だ。2死から四球を選んで出塁。再三の投手、捕手両方からのけん制にも関わらず、5球目で二塁を陥れてみせた。外角高めのボール球だったが、最大限警戒した捕手の伊藤光も刺せない。

 この日1盗塁したヤクルト・山田哲と並び、リーグ最速タイで10盗塁目。チーム20盗塁の半分が近本。恐ろしいのが、速いだけでなく早い、そのペースだ。

 入団決定後から「超えられるように」と意識してきた存在、球団OBの赤星憲広氏が新人王&盗塁王(39盗塁)に輝いた2001年のペースを、軽々と突き破った。赤星氏が01年に10盗塁へ到達したのは出場60試合目、7月3日のこと。近本はシーズン換算でも「44・7盗塁ペース」となった。矢野監督も「走者で出ると向こうの警戒もホント高まるし、その中でも走っている。近本の足が見たいファンもどんどん増えてると思う」と大きくうなずく走りっぷりだ。

 「必死です」とはにかみ、2桁盗塁到達には「走れるときがあればしっかり走れれば」と実直に語った近本。止まらない足で、虎を引っ張っていく。

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