2019.4.29 05:03

ラミDeNA、止まらない10連敗…4月中は球団58年ぶり

ラミDeNA、止まらない10連敗…4月中は球団58年ぶり

屈辱の10連敗。筒香は八回の打席で空振り三振に倒れ、悔しそうな表情を浮かべた (撮影・斎藤浩一)

屈辱の10連敗。筒香は八回の打席で空振り三振に倒れ、悔しそうな表情を浮かべた (撮影・斎藤浩一)【拡大】

 (セ・リーグ、巨人7-2DeNA、5回戦、巨人3勝2敗、28日、東京D)黄金週間に突入しても、連敗のトンネルに光が見えない。DeNAが巨人に2-7で敗れ、16日の中日戦(ナゴヤドーム)から続く連敗はついに「10」。2週間も勝ち星がない。

 「勝つこともあれば負けることもあるのが野球。ただチームとしてはこういう状況になるのは予測していなかったし、誰も望んでいなかった」とラミレス監督。4月中の10連敗は、大洋時代の1961年(11連敗)以来、58年ぶりだ。

 シーズン10連敗は中畑前監督時代の2015年6月以来、翌16年にスタートしたラミレス政権下では初の2桁連敗。非常事態に試合後は三原球団代表も加わり、ベンチ裏で20分以上の首脳陣ミーティングが行われた。

 連敗の入り口は4番・筒香の欠場から始まった。右肘付近への死球の影響で14日から3試合で主砲を欠き、投打の歯車が狂い始めた。特に苦しんでいるのが5番を任されてきた宮崎だ。試合前まで6試合で24打数3安打と不振が続き、この日は6番に入ったが4打数無安打に終わった。

 「全員で明日に全力を尽くす、それだけじゃないですか。必死にやるだけ。みんなそこまで落ち込んでいる感じじゃないし、雰囲気は悪くない」と筒香は前を向いた。

 借金は両リーグ最多の「7」まで膨らんだ。令和へと時代をまたぐ前に、何としても暗黒の鎖を断ち切りたい。 (佐藤春佳)

データBOX

 〔1〕DeNAが16日の中日戦から10連敗。シーズン10連敗は2017年8-9月の楽天以来2年ぶり。DeNA(前身球団を含む)では15年6月(12連敗、同年最終順位は6位)以来4年ぶりで、通算20度はプロ野球最多回数(2位はヤクルトの13度)。球団記録は1955年7月と08年9-10月にマークした14連敗。プロ野球記録は98年6-7月にロッテが喫した18連敗。
 〔2〕4月までに10連敗以上したのは、17年の日本ハム(10連敗、同年最終順位は5位)以来2年ぶりで、セ・リーグでは50年の国鉄(14連敗、同7位)、54年の洋松(11連敗、同6位)、61年の大洋(11連敗、同6位)以来58年ぶり4度目。DeNAだけで3度記録し、過去2度はいずれも最下位だった。

試合結果へ

  • DeNAの投打がかみ合わない。ラミレス監督(右は宮崎)はベンチで厳しい表情を浮かべた(撮影・荒木孝雄)
  • 10連敗してしまい肩を落とし引きあげるDeNA・ラミレス監督=東京ドーム(撮影・今野顕)
  • 5回巨人・亀井から2点本塁打を浴びたDeNA・平田=東京ドーム(撮影・荒木孝雄)
  • 5回失点し、厳しい表情のDeNA・ラミレス監督(中央)=東京ドーム(撮影・斎藤浩一)
  • 4回先発・京山(左から2人目)の周りに集るDeNAナイン=東京ドーム(撮影・荒木孝雄)
  • 先発のDeNA・京山=東京ドーム(撮影・荒木孝雄)