2019.4.28 13:00

【球界ここだけの話(1606)】春夏連覇の戦友たちに闘志メラメラ 同大・青地の挑戦

【球界ここだけの話(1606)】

春夏連覇の戦友たちに闘志メラメラ 同大・青地の挑戦

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
関西学生リーグデビューした同大・青地斗舞外野手(撮影・須藤佳裕)

関西学生リーグデビューした同大・青地斗舞外野手(撮影・須藤佳裕)【拡大】

 関西学生リーグ第3節3回戦の関大戦(22日、ほっと神戸)の七回1死二塁で、同大が代打を送った。打席に向かったのは昨年の大阪桐蔭での春夏連覇メンバー、青地斗舞外野手(1年)。1-2の同点機に巡ってきた大学初打席は、二ゴロだった。

 「準備はしっかりとできていたんですけど、やっぱり自分はまだ1年生で体もできていない。相手(関大)エースの肥後さんにまっすぐで押し切られたのは力不足です」

 高3時は巧打の2番打者で活躍したが、大学野球界で活躍するためにはまだ体の線が細く、非力なことを自覚している。分厚く締まったボディーを目指し、入学後は特に食トレに力を入れる。午後10時に晩ご飯を食べると、すぐに白米2合を炊飯。その間に入浴や洗濯などを済ませ、11時から再び、茶碗を手に取る。ご飯のお供は「たらこが好き」。日持ちの短さとにらみ合いながら、まずは1年生の間に80キロに乗せることが目標だ。

 今春の選抜では4強入りした明豊高の弟・七斗(3年)の活躍をスタンドでも目に焼きつけた。また、元同僚ではロッテ・藤原の開幕スタメン入りや、同じ大学進学組でも立教大・山田健太が前週に、早大・中川が前日21日に大学初安打をマークと、刺激が多い。

 「ケン(山田)が初ヒットを打って『おめでとう』ってLINEをして、『初ヒット、楽しみにしてるわ』っていわれたので打ちたかった。体ができていない中で打てるのはすごいと思いますし、だからこそすごく打ちたかった」

 たった1打席でも悔しさが生まれたワケは、高校時代から持ち続けてきた「ライバル意識」に他ならない。環境は変われど、戦友たちを意識し続けることは変わらない。

 「自分に力がない中でベンチに入れていただいて、チャンスをもらっている。(今後に)出番があると信じてアピールしていきたいです」

 4年間で持ち前の笑顔はどれだけ輝くか。青地の挑戦がようやく始まった。(須藤佳裕)