2019.4.23 10:00(1/3ページ)

【平成から令和へ~スポーツ新時代】楽天から始まる完全キャッシュレス球場

【平成から令和へ~スポーツ新時代】

楽天から始まる完全キャッシュレス球場

楽天生命パークは今季から完全キャッシュレスへと移行。球場の内外で「×現金」のポスター(手前)が貼り出されている (撮影・須田雅弘)

楽天生命パークは今季から完全キャッシュレスへと移行。球場の内外で「×現金」のポスター(手前)が貼り出されている (撮影・須田雅弘)【拡大】

 スポーツ界の最新トレンド、話題の事象を深掘りする「平成から令和へ~スポーツ新時代」(不定期掲載)。第2回は「キャッシュレス決済」を取り上げる。楽天の本拠地・楽天生命パーク宮城では、今季からチケットや飲食物などを買う際に現金を受け付けない「完全キャッシュレス」がスタートした。来場者の利便性向上やキャッシュレス決済の普及拡大を狙ったもの。2日の本拠地開幕戦・日本ハム戦で、40代のサンケイスポーツデスクが体感してきた。 (取材構成・須田雅弘)

 野球場の最先端は東京や大阪ではなく、仙台にあった。

 楽天生命パークに到着すると、目についたのは『×現金』と強調したポスターを身にまとった説明員。質問に備え、60人が動員された。ただ、意外に人が寄っていかない。多くの人が事も無げに電子マネー「楽天Edy」など、現金を使わない決済を行っていた。

 「Edyは去年の観戦から使っています」とはコーヒーを購入した40代の男性。年に10度以上、来場するリピーターだという。8歳の孫と観戦に来ていた70代の男性も「普段からコンビニなどで別の電子マネーを使っているので、戸惑いはない。球場でEdyを作って入金したよ」と余裕の笑顔。球場名物の遊園地の乗り物券(観覧車やメリーゴーラウンドなど)もEdyで購入した。

【続きを読む】

  • カード1枚で楽々会計
  • 説明員60人
  • 困ったら窓口へ
  • 楽天生命パーク宮城で完全キャッシュレス決済が始まり、電子マネーでビールを買う観客(右)=2日午後、仙台市