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原巨人奪首!「令和の方程式」完成、平成最後の伝統の一戦を昨季から9連勝締め

原巨人奪首!「令和の方程式」完成、平成最後の伝統の一戦を昨季から9連勝締め

令和の方程式を担うのはこの男。中川は八回を三者凡退で切り抜けた

令和の方程式を担うのはこの男。中川は八回を三者凡退で切り抜けた【拡大】

 中でも救援陣が機能したことに、大きな意味がある。先発のメルセデスが7回無失点と好投すると、八回にバトンを受けたのは4年目左腕、中川。代打・上本を右飛に打ち取ると、近本を見逃し三振、糸原を三ゴロと13球で終わらせた。

 九回は守護神・クックが締めて2試合連続の無失点勝利。間もなく幕を開ける新時代に向けて、チームを勝利に導く新たな「令和の方程式」が浮かび上がった形だ。

 13日のヤクルト戦(東京ドーム)で七回以降に7失点するなど、開幕から不安定な救援陣が課題となっていた。そこで、原監督は今カードを前に「八回の男」として中川を指名していた。

 その25歳左腕が、開幕からの連続無失点を9試合に伸ばす快投で仕事を全うし「コントロールはいつもよりアバウトでしたが、クイックとかも使いながら投げられた」と手応え。指揮官は「若いチームなので、しっかり手作り感を出しながら、次につなげていくことが大事」とうなずいた。

 意識改革が中川の好投を生んでいる。オフのハワイでの自主トレーニング中から、エース・菅野に好調時と不調時に球の質の差を少なくするよう助言を受けてきた。だが、今までは「差」を埋めることにこだわり過ぎていたため「いい状態を保てるのが一番ですけど、いつもと一緒、大丈夫と思えば差もなくなる」と考え方を変えた。

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  • 平成最後の伝統の一戦に勝利!九回を締めたクック(左から2人目)らナインが喜びを分かち合った(撮影・福島範和)
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