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元気そうで安心したで!阪神・原口、大腸がん手術後屋外初フリーで5発「いい感じ」

元気そうで安心したで!阪神・原口、大腸がん手術後屋外初フリーで5発「いい感じ」

このシルエットを待っていた。屋外でのフリー打撃を再開した原口は5本の柵越え。勝負強い打撃で虎を救ってくれ!(撮影・中島信生)

このシルエットを待っていた。屋外でのフリー打撃を再開した原口は5本の柵越え。勝負強い打撃で虎を救ってくれ!(撮影・中島信生)【拡大】

 驚異の回復! 大腸がんからの復帰を目指す阪神・原口文仁捕手(27)が16日、鳴尾浜での2軍残留練習に参加。手術後初めて屋外でのフリー打撃を行い、44スイングで5本の柵越えを放つなど、順調さを披露した。今シーズン中の実戦復帰を目指し、トレーニングに励んでいく。

 グラウンドに立って、野球ができること。たくさんの人に支えられ、待ってもらっていること。すべてをかみしめるように、また打ち始めた。虎が燕に打ち負けた松山から約300キロ離れた鳴尾浜に、打てる喜びを全身で表現する男がいた。大腸がん公表からわずか2カ月半。屋外フリー打撃を再開した原口が、いきなり5本のアーチだ。

 「やっぱり中で打つのと外で打つのでは気分も感覚も違いますし、そのギャップをこれからの練習で埋めていけるようにしていきたいです」

 澄み渡った鳴尾浜の空のように、表情はすがすがしく晴れ渡っていた。2軍本隊は名古屋遠征中。スタンドに詰めかけた虎党も30人ほどだったが、大きな当たりを放つたびに上げる大声と、何より持ち前の力強い打球で、背番号「94」が視線を独り占めした。

 ティー打撃を行った後、打撃ケージへを歩を進める。マシンと打撃投手を合わせ、80スイングした。打撃投手に対しては44スイングで安打性10。そして左方向へ、サク越えを5発。白い歯が何度もこぼれた。青空を高くなぞる白球とともに、原口の満面の笑みがグラウンドに帰ってきた。「最初にしてはいい感じで打てた」と手応えを口をつく。そして「ちょっとマシン(打撃で)も前に飛ばなかったり、ミスショットが多かったので、もう少し、いい感覚で打てるようにやっていきたい」と貪欲なところも、原口らしかった。

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  • 2019年(平成31年)1月25日付大阪サンスポ1面
  • 屋外でフリー打撃する阪神・原口=鳴尾浜球場(撮影・中島信生)
  • 屋外でフリー打撃する阪神・原口=鳴尾浜球場(撮影・中島信生)