2019.4.17 13:02

【球界ここだけの話(1596)】日本ハム・吉田輝星投手も驚いた大船渡高・佐々木の快速球

【球界ここだけの話(1596)】

日本ハム・吉田輝星投手も驚いた大船渡高・佐々木の快速球

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
日本ハム・吉田輝星

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 「平成最後の怪物」もびっくり仰天した大船渡高・佐々木朗希投手(3年)の快速球。日本ハムのドラフト1位、吉田輝星投手(18、金足農高)はちょうど1年前に佐々木と対戦していた。

 「予想通りの速さでした。球が見えない。すごかったです」

 昨年4月に金足農高グラウンドで行われた大船渡高との練習試合で、吉田輝は打者として佐々木と相対した。1学年下の佐々木は当時から名の知れ渡った剛腕。吉田輝は「“朗希が投げるから、1回打席に立っておけ”と(監督に)言われて」と右打席に入った。

 結果は3球三振。最後の一球は大きく外れた直球を空振りした。昨夏の甲子園では3回戦の横浜高(神奈川)戦で中越え本塁打を放つなど、打者としてのセンスもある吉田輝。だが、まったく歯が立たなかった。

 その一戦で佐々木の最速は153キロ。既に吉田輝の自己最速152キロを上回っていた。佐々木は今年4月6日のU18W杯(8月開幕、韓国)の高校日本代表1次候補による研修合宿2日目で、実戦形式の練習に登板して163キロをマーク。“高校最速記録”を打ち立てて、視察に訪れていた日米12球団、約50人のスカウトを驚かせた。

 吉田輝も「そこまでいっちゃうか」と佐々木の成長に驚いた。ちなみに1年前の練習試合には、日本ハムのスカウトが視察に来ていた。半年後のドラフト会議では、その日本ハムから1位指名。縁があったのだろう。

 現在、1軍戦初登板を目指してイースタン・リーグで奮闘している。次回のマウンドは21日のヤクルト戦(戸田)。佐々木と同じく、吉田輝からも目が離せない。(山口泰弘)