2019.4.16 13:35

ダルビッシュ、勝利に安堵「まだ勝てる力はあったんだな」

ダルビッシュ、勝利に安堵「まだ勝てる力はあったんだな」

特集:
ダルビッシュ有
マーリンズ戦の6回途中に降板し、ベンチでチームメートに迎えられるカブスのc=マイアミ(共同)

マーリンズ戦の6回途中に降板し、ベンチでチームメートに迎えられるカブスのc=マイアミ(共同)【拡大】

 米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手(32)が15日(日本時間16日)、フロリダ州・マイアミでのマーリンズ戦に今季4度目の先発。5回2/3を投げ、4安打2失点(5四死球8三振、96球)で昨年5月20日のレッズ戦(シンシナティ)以来、330日ぶりに勝利投手となった。直球の最速は99マイル(約159キロ)をマークした。

 「みんなをみると、試合終わってから喜ぶので、勝つとみんな喜ぶじゃないですか。そういうのをみると勝ってよかったな、と思います。『やったー!』とは思わないけど、やっぱりまだ勝てる力はあったんだな、という安心。勝てなくなるともう勝てないんじゃないか…と思うんですけど、一回勝つと、ちょっと安心はします」

 味方打線から3点の援護を受けてマウンドに上がったダルビッシュは1回、2死から2安打、四球で満塁とするも無失点。二回は先頭から連続四球で一、二塁とし、二ゴロと遊撃手の悪送球が絡み1点を与える。三回は三者凡退、四回は1死から、7番・ウォーラクに左越え1号ソロを浴びた。五回は2死から、四球と安打、捕逸などで二、三塁のピンチを招くも5番・ロハスを空振り三振に仕留めた。六回は2死後、死球を与えた場面で降板を告げられた。

 昨季は「右肘の骨のストレス反応と上腕三頭筋の肉離れ」と診断されるなど、相次ぐ右腕の故障に見舞われた。さらに昨年9月には骨棘(こっきょく)を除去する手術を受けていた。昨季の成績は8試合の先発で1勝3敗、防御率4・95。完全復活へのきっかけとなる約11カ月ぶりの白星を手にした。チームは7-2で勝利した。

 なお、この試合は有色人種として初めてメジャーリーガーになったジャッキー・ロビンソンの功績を称え、敬意を表する「ジャッキー・ロビンソン・デー」。全選手、監督、コーチがロビンソンが現役時代につけていた背番号「42」のユニホームで試合に臨んだ。現在、42番はメジャー全30球団で永久欠番となっている。

  • マーリンズ戦で5回のピンチを切り抜け、雄たけびを上げるカブスのダルビッシュ=マイアミ(共同)
  • マーリンズ戦に先発したカブスのダルビッシュ=マイアミ(共同)
  • 1回、満塁のピンチをしのぎ、捕手とタッチを交わすカブスのダルビッシュ=マイアミ(共同)