2019.4.16 13:00

【球界ここだけの話(1595)】西武は選手から積極的なファンサービスの声、チーム愛を感じた

【球界ここだけの話(1595)】

西武は選手から積極的なファンサービスの声、チーム愛を感じた

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
「どすこいポーズ」でファンにアピールする西武・山川

「どすこいポーズ」でファンにアピールする西武・山川【拡大】

 吹き抜けの外周通路から桜の花がのぞくメットライフドーム。4月13日、真剣勝負のオリックス戦前、グラウンド上に爽やかな風が吹いた。

 初回、それぞれの守備位置で待ち受ける子どもたちに選手から直々にライオンズオリジナル・ベースボールキャップが贈呈された。憧れの選手から帽子をかぶせてもらい、満面の笑みを見せる子、緊張を隠せない子、さまざまな表情に、ほっこりさせられた。山川から帽子をかぶせてもらった小学2年生の福岡龍太郎君は「帽子をもらってすごくうれしかった。山川選手はとっても大きかったです。これから山川選手の応援をいっぱいします」と喜びを口にした。

 昨年10年ぶりのリーグ優勝を果たした西武は前年比6・9%で、球団新記録となる176万3174人を動員した。そんな折、選手会から球団に向け、「もっとファンサービスを」との声が挙がったという。

 選手会長の増田達至投手(30)は「やっぱり、ファンとのふれあいを選手側からもしていこうと考えました。若い選手も出てきているし、顔と名前を覚えてもらえるように。そういうイベントをすることで一人でも多くの人に応援してもらえればうれしいです」と説明した。

 その結果、試合後にファンがグラウンドに降りて野球体験を楽しめるイベント「アフター ザ ゲーム」が、今年からメットライフドームで開催される全試合で行われることになった。昨年は年に1度しか選手の参加は実現できなかったが、今年はベースランニングハイタッチやトークショーに月1度のペースで選手が登場する予定だ。

 「今までは『選手からファンサービスを』というのはなかった。年々、観客数も増えてきているので、そういうのも関係しているかもしれません」と増田。

 優勝メンバーからエースの菊池、主将の浅村、長年正捕手を務めた炭谷が抜けたが、不動のレギュラーに加え、投手では今井、高橋光、野手では佐藤、愛斗ら若い芽が花を咲かせつつある。魅力あるチーム作りへ、選手たちの愛を感じた。(花里雄太)