2019.4.14 08:00

【八木裕 神眼スコープ】「まわし打ち」してみては

【八木裕 神眼スコープ】

「まわし打ち」してみては

特集:
八木裕 神眼スコープ

 (セ・リーグ、阪神2-10中日、2回戦、中日2勝、13日、甲子園)先手を取られると打線が低調なので一気に苦しい展開になる。開幕からこのパターンが続いている。ベンチは打線を組み替えて工夫しているが、効果が薄いのが現状。好調を維持している選手がほとんどいないので、仕方がない。

 打線全体の調子が上向きなら、将来的に2番近本が理想だが、今は糸原が2番のほうが働きやすそうなので、この1、2番がベター。クリーンアップも動かすべきではない。

 そもそも、短期間で打てるようになるものでもない。活発になった中日打線をみても、昨年からの地道な努力が実ったもの。一朝一夕ではない。

 阪神も地道に、選手個々のレベルアップを期待したい。試合前の練習で1つ提案したいのが「まわし打ち」。現在は時間制で打っているが、どうしても特打をしている感じになりがち。何人かで少ない球数を順番に打つことによって、準備をして、打席に入って、1球目から打つというイメージを作りやすい。集中力も違ってくるはずだ。

 最後に、やはり必要なのは起爆剤。現状の1、2軍の選手を見渡してもマルテしかいない。故障の程度は分からないが、一日でも早く、未知数の助っ人を打線に加える状況を作ってもらいたい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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