2019.4.1 05:03

阪神・西、らしさ存分!虎初登板 仲間に感謝「いいチームだな」

阪神・西、らしさ存分!虎初登板 仲間に感謝「いいチームだな」

西は六回、バレンティンを空振り三振に仕留めて雄たけびをあげる(撮影・松永渉平)

西は六回、バレンティンを空振り三振に仕留めて雄たけびをあげる(撮影・松永渉平)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神1-2ヤクルト、3回戦、阪神2勝1敗、31日、京セラ)外角低めのスライダーでバレンティンを空振り三振に仕留めると、西は拳を握ってほえた。敗戦投手となったものの、二回以降は1安打のみ。虎初先発で“さすが西”を存分に見せつけた。

 「(六回は)流れの変わり目も感じていたので(リプレー検証の)判定の後、0(点)で帰ってくるというのは一番、大事だった。連勝を止めたことは悔しいですね」

 オリックスからFA移籍して公式戦初登板。投げ慣れた京セラのマウンドで躍動した。六回2死一塁で、バレンティンの打球は左翼ポール際へ。一度は本塁打と判定されたものの、約3分間のリプレー検証の結果、ファウルに覆った。この程度で通算74勝右腕は動じない。投げ直しとなっても丁寧にコーナーをつき、外角低めのスライダーで空振り三振に仕留めた。

 高い修正能力も披露した。一回2死一塁からバレンティンの中越え二塁打で先制を許し、雄平にも2者連続適時打。2失点して「連打を食らうとか、ミスは反省しないといけない」と悔やんだが、その後は多彩な変化球と制球力で六回に青木に1安打を許しただけ。7回4安打7奪三振2失点、無四死球と二回以降は危なげなかった。

 新しい仲間の思いに胸を熱くして腕を振った。前日30日の試合後のチームミーティング。ナインは新たな約束事を追加した。西に初勝利を-。内容を伝え聞いた背番号16は「うれしかった。(心に)響きますし。初回に点をとられて、くよくよしそうなときにも、みんなが声をかけてくれた。いいチームだなと思いました」と感謝した。

 七回2死二塁で代打・高山を送られて降板したが、ベンチでは打席に行く準備をしていた。矢野監督は「打席が回ってこなければ、まだ行けるような感じやった。本当に西らしさは出してくれた」と92球を称賛。西自身も「常に一定の気持ちで、次も自分らしい投球ができればいい」と前を向いた。次こそ白星も手にして、100点満点の笑顔を披露する。 (新里公章)

西について阪神・福原投手コーチ「粘って投げてくれた。勝ちはつかなかったけど、いいピッチングをしてくれた。次も頑張ってほしいです」

先発した西について阪神・金村投手コーチ「素晴らしい。テンポもいい。立ち上がりがもったいなかった」

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  • 阪神・西勇輝
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