2019.3.27 05:00

【GOOD BYE イチロー(5)】WBCでイメージ一変!クールな天才が感情むき出し

【GOOD BYE イチロー(5)】

WBCでイメージ一変!クールな天才が感情むき出し

特集:
WBCニュース
イチロー

 イチローのクールなイメージを一変させたのが、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)だった。

 2006年の第1回WBCでベンチから声をからして味方を鼓舞し、若手に慕われる兄貴分に変身した。日本代表・王貞治監督を「男にする」と公言。2次リーグの米国戦で先頭打者本塁打を放つなど活躍した。日本は決勝でキューバに10-6で打ち勝って初代王座に就き、米サンディエゴの球場には大きな日の丸が揺れた。

 イチローの喜びようは際立っていた。「野球人生最高の日」と言い切り、シャンパンファイトでは人一倍、はしゃいだ。「素晴らしい仲間と野球ができて本当にうれしい。このチームでメジャーで戦いたいくらい」。感情むき出しの姿が話題を呼んだ。

 3年後の第2回大会ではスランプに見舞われた。だが、決勝の韓国戦で延長十回に勝負を決める2点適時打を中前に放った。表彰式で原辰徳監督に続いてトロフィーを両手で掲げ「ほぼイキかけました」とまくし立てた。

 大リーグで確固とした地位を築いてからも「僕の技術は日本の野球で培われたもの」と言い続けている。