2019.3.26 14:12

筑陽学園が甲子園初勝利 エース西が95球で無四球完投/センバツ

筑陽学園が甲子園初勝利 エース西が95球で無四球完投/センバツ

9回表、福知山成美の最終打者を打ち取り、グラブをたたく筑陽学園・西。2失点完投した=甲子園

9回表、福知山成美の最終打者を打ち取り、グラブをたたく筑陽学園・西。2失点完投した=甲子園【拡大】

 第91回選抜高等学校野球大会第4日第1試合は、筑陽学園(福岡)が3-2で福知山成美(京都)に勝利、春夏通じて甲子園初勝利を手にした。西雄大投手(3年)が9回を2失点で投げきりし、勝利に貢献した。

 「最後のバッターを打ち取ったとき気持ちが楽になりました」

 持ち味である、打たせて取るピッチングが光った。右打者にはスライダー、左打者にはこの冬に習得したというツーシームを使い分け、凡打の山を築いた。一つの四死球も出さず、わずか95球で完投した。

 立ち上がりは「緊張で力んでいた」と球がばらつくも捕手の進藤勇也(3年)に「力まずいつも通りに」と声をかけられ落ち着いた。進藤は西が「自分はかまえたところに投げるだけ」と信頼を置く女房役。この日も巧みに西をリードして相手打線に最後まで的を絞らせなかった。バッテリー2人3脚で聖地初勝利をもたらした。

 江口祐二監督(56)は「西は勝ち気。ピッチャーらしい。西が勝ち気なので黒子になれる進藤をキャッチャーにした」と相性抜群のバッテリーについて語った。

 そんな好投を続ける西を援護したい打線は2-2の七回。四球と暴投で2死二塁のチャンスを作ると野田優人外野手(3年)が中越えの適時二塁打を放ち決勝点を挙げた。「つなごうと思った。感触はばっちりでした」と笑顔で振り返ると「次もチャンスで点を取りたいです」と意気込んだ。

 次は第7日第3試合で1回戦で大会タイ記録となる24安打を放って24得点をあげた山梨学院と対戦する。「次も粘り強く勝つ」と西が力を込める。強力打線が相手でも粘り強く戦って勝利をつかみ取る。

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