2019.3.26 12:43

福知山成美・小橋、祖父に届ける勝利は夏に持ち越し/センバツ

福知山成美・小橋、祖父に届ける勝利は夏に持ち越し/センバツ

先発の福知山成美・小橋=甲子園球場(撮影・中島信生)

先発の福知山成美・小橋=甲子園球場(撮影・中島信生)【拡大】

 第91回選抜高等学校野球大会第4日第1試合(筑陽学園3-2福知山成美、26日、甲子園)福知山成美は小橋翔大投手(3年)が9安打3失点と粘投するも2-3の惜敗。エース右腕は「僕のスタイルは打たせて取る投球。低めに集めていればもっとちがう形になったと思う」と悔やんだ。

 力強い直球や内角を突くスライダーを駆使したが、わずかにコーナーを外れて四球を与えるなど本来の投球ができなかった。

 三塁側アルプス席からは“師匠”が熱い視線を送っていた。今があるのも野球を教えてくれた祖父・松井博孝さん(74)の存在が大きい。

 「明るいし負けん気も強い。私が言うのはおかしいですけど素直な子です」

 母屋がつながった実家でともに暮らし、共働きの両親に代わってキャッチボールの相手を務めてもらったり、トス打撃ではボールをあげてもらった。基礎を教えてくれた祖父に、うまくなった姿をみせるのに甲子園はこれ以上ない舞台だった。

 「格好いいところを見せたかった。夏が本番なので戻ってこられるようにしたい。おじいちゃんもそう思っていると思うので。夏は一つでも多く勝てるようにしたいです」

 互いに甲子園で喜ぶことが夏の夢。京都を勝ち抜き、再び戻ってくる。