2019.3.26 05:00

【よみがえる平成の甲子園】92年8月16日、松井5打席連続敬遠

【よみがえる平成の甲子園】

92年8月16日、松井5打席連続敬遠

のちに巨人、ヤンキースなどで活躍した星稜の松井が、明徳義塾に5打席連続敬遠された

のちに巨人、ヤンキースなどで活躍した星稜の松井が、明徳義塾に5打席連続敬遠された【拡大】

 第74回選手権大会の2回戦。のちに巨人、ヤンキースなどで活躍した星稜(石川)の松井が、明徳義塾(高知)に5打席連続敬遠され、2-3で惜敗した。

 高校通算60本塁打。大会前から大注目されていたゴジラに対し、明徳義塾・馬淵監督は勝負を避けることを指示した。球場は回を追うごとに異様な雰囲気となり、九回2死三塁で迎えた5打席目にはスタンドからメガホンが投げ込まれ、試合は一時中断。明徳義塾の勝利後には、校歌が流れる中で「帰れ」コールが起きた。

 「こんなに敬遠されたのは初めて。相手の作戦なので、何も言えません」と淡々と振り返った松井。当時の牧野高野連会長が異例の会見を開くなど、社会問題となった。