2019.3.25 05:02

横浜・及川、まさかの三回もたず…“高校四天王”の一角が初戦敗退/センバツ

横浜・及川、まさかの三回もたず…“高校四天王”の一角が初戦敗退/センバツ

甲子園に頭を下げて去った及川。夏に帰ってくる

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 第91回選抜高等学校野球大会第2日第2試合(明豊13-5横浜、24日、甲子園)涙はなく、前を向いて唇をかんだ。注目左腕、横浜・及川は初戦で散った。

 「自分の持ち味は真っすぐなのに、投げるべき所、低めに投げ切れなかった。実力がなかった」

 4-0とリードの三回、5失点で逆転され降板。追い込みながらコーナーに決めきれず、甘く入って2度適時打を浴びた。仲間も打たれ、八回から再登板も大敗した。

 直球は自己最速の153キロに及ばぬ146キロ止まり。フォーム改造中でリリースポイントが安定せず、制球が乱れた。平田監督は「コンディションは万全。現時点でこれが実力」と分析した。

 今大会は不出場の大船渡・佐々木、創志学園・西、そして前日23日に17三振を奪って完封した星稜・奥川と並んで「高校四天王」と称される左腕。奥川の好投に「刺激を受けていたし、プレッシャーにもなっていた」という。明暗が分かれたが、視察したヤクルト・橿渕スカウトグループデスクは「きょうで評価が変わることはない」と話した。夏に輝くため、再スタートを切る。 (赤堀宏幸)

大会第1号本塁打を放った横浜・吉原「打ったのは真っすぐ。通算は7本目。流れを変えたかった」

横浜・内海主将「投手陣と野手の連係がうまく機能しなかった。相手の流れのままいってしまった」

ヤクルトでプレーした父を持ち、五回の好機に代打で右飛に倒れた横浜・度会「結果が出なくて本当に悔しい。差し込まれて思った通りのスイングができなかった」

及川 雅貴(およかわ・まさき)

 2001(平成13)年4月18日生まれ、17歳。千葉県出身。小3で野球を始め、須賀スポーツ少年団から匝瑳(そうさ)リトルシニアへ。横浜高では1年から2大会連続で夏の甲子園に出場。183センチ、74キロ。左投げ左打ち。

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  • 試合に敗れ引き上げる横浜・及川=甲子園球場(撮影・水島啓輔)
  • 先発の横浜・及川=甲子園球場(撮影・水島啓輔)
  • 6回、投球する横浜・木下=甲子園球場(撮影・甘利慈)
  • 1回、適時打を放つ横浜・吉原=甲子園球場(撮影・甘利慈)