2019.3.24 17:14

明豊打線が横浜の及川を打ち崩す/センバツ

明豊打線が横浜の及川を打ち崩す/センバツ

3回、適時打を放つ明豊・青地=甲子園球場(撮影・水島啓輔)

3回、適時打を放つ明豊・青地=甲子園球場(撮影・水島啓輔)【拡大】

 第91回選抜高等学校野球大会第2日第2試合は、明豊(大分)が横浜(神奈川)に13-5で逆転勝ちした。4点を追う三回に、大会屈指の左腕、及川(およかわ)雅貴投手(3年)を攻略。青地七斗内野手(3年)が勝ち越し打を放って降板に追い込み、試合の流れを変えた。

 「気持ちで負けたくないと思っていた。甲子園という舞台に立てて楽しかった」

 青地の背番号は「12」。昨秋の公式戦出場はわずか1打席だった右打ちの内野手は、練習試合でアピールを続け、この日は「6番・一塁」で起用されていた。

 その抜擢に応えた。まずは0-3の二回2死から初球の143キロ直球を積極的に打って出てチーム初安打となる中前打。そして三回、4-4の同点としてなお2死三塁で、ここでも第1ストライクのカウント2-0からの直球をとらえ、三塁強襲内野安打。及川をマウンドから引きずり下ろした。

 青地の兄は昨年、大阪桐蔭の「2番・右翼」のレギュラーで春夏連覇に貢献し、この春から同志社大に進学する斗舞(とうま)。前日連絡を取ると、「甲子園はいつも通り打ったら、打球が高く上がって簡単にフライアウトになるからな。上からたたいた方がいい」とアドバイスをもらった。その助言通りに2本の鋭い安打を放った。

 川崎絢平監督(37)は「最上級生になっても、ゲームに出られない自分を変えたいと思ってやってきた成果だと思う」とここまでの努力を褒めた。

 「横浜に打ち勝てたのは自信になる」と青地が力を込めた。明豊は夏に3度進出したベスト8が甲子園最高成績。大会No.1左腕を攻略した自慢の強打で、さらなる高みを目指して突き進む。