2019.3.23 05:03

オリックス、背番「51」永久欠番の可能性 イチローの現役引退発表受け検討

オリックス、背番「51」永久欠番の可能性 イチローの現役引退発表受け検討

オリックス時代のイチローの雄姿。「51」の永久欠番が検討されている

オリックス時代のイチローの雄姿。「51」の永久欠番が検討されている【拡大】

 オリックス・湊通夫球団社長(56)は22日、球団OBでもある元米大リーグ、マリナーズ・イチロー(45)の現役引退発表を受け、オリックス時代に付けた背番号「51」を永久欠番にすることを検討すると明かした。イチローが2000年オフにメジャー移籍して以降、空き番となっているが「考えていきたい」とコメント。球団初の永久欠番が誕生する可能性が浮上した。

 背番号「51」-。この数字を聞けば、誰もがイチローを思い浮かべる。影響力、重みのある番号。オリックスの「51」は、イチローしか背負えない。球団側としても、レジェンド番号の永久欠番の検討に入った。

 「考えていきたいです」

 まだ本人の意向は確認していないとした上で、湊球団社長が考えを明かした。ドラフト4位で入団した1992年から2000年まで背負った「51」は、メジャー挑戦以降、空き番。どんな大物ルーキーも新外国人も背負うことはなかった。長村球団本部長は「いままでもずっと空いていたし、現状ということではそういう形になる」と説明。現在も“事実上の永久欠番”状態ではあったが、正式な永久欠番となれば、球団初だ。

 前身の阪急での山田久志氏の「17」、福本豊氏の「7」といったレジェンド番号も永久欠番になっていない。日米でスーパースターとなったイチローの「51」は特別だ。

 今後、イチローへの指導者などのオファーについて、長村球団本部長は「いまはマリナーズに所属しているので、こちらから何かをどうこうというのはない。具体的なことはいまはない」と話すにとどめたが、湊社長は「いまはバットを置いたことに対して、いろんな考えがあると思う。そのなかで我々と交われる部分、野球界として交われる部分があれば、球団としても関わっていきたい」とした。

 「それ(51番)を超える選手が出てくることを球団としても望んでいます」と湊社長。オリックスの「51」はイチローとともに、球史に永遠に残っていく。 (西垣戸理大)