2019.3.18 14:29

【球界ここだけの話(1567)】プロの壁は厚かった…中日D1位・根尾は開幕2軍スタート濃厚!?

【球界ここだけの話(1567)】

プロの壁は厚かった…中日D1位・根尾は開幕2軍スタート濃厚!?

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プロのレベルに苦しむ中日・根尾

プロのレベルに苦しむ中日・根尾【拡大】

 中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=の開幕1軍は難しくなった。15日からのウエスタン・リーグ開幕3連戦(対オリックス、ナゴヤ球場)に「1番・遊撃」で3試合ともフル出場したものの14打数2安打、8三振と結果を残せなかった。

 視察した編成担当者の1人は「確かにスイングスピードは高校生レベルではないが、プロの投手の球の速さ、キレは高校生とは全然違う。とくに内角低めの変化球に戸惑っていた。すぐに結果を出せというのはコク。彼はキャンプをまともにやっていないんでしょ」と分析する。

 1月下旬に右ふくらはぎを痛めてキャンプは2軍で過ごした。初実戦となった3月9、10日の教育リーグ・阪神戦(鳴尾浜)で、いきなりメッセンジャー、ガルシア、ドリスと対戦。15日もオリックスの開幕投手を務める山岡相手に3三振と、プロの一流レベルを体感した。

 根尾は「悔しい」といいつつ「しっかりとバットを振ることはできたと思う。でも、これまで見たことがない球」と驚いていた。

 3月に入って、けがが完治し、全体練習後も体を動かすのが日課ならウエスタン・リーグの試合後も室内練習場へ。隣接する独身寮に帰るのは、いつも最後だ。

 「疲れはないです」

 大阪桐蔭高時代も不調になると練習した。今は、プロの投手に対応できる打撃技術の習得に必死だ。1軍は19日からナゴヤドームでオリックス、楽天相手に6連戦。29日の開幕DeNA戦(横浜)前のラストゲームとなるが、根尾は2軍の遠征に帯同する。

 営業担当者は「昨年、松坂投手の登板日はナゴヤドームが満員になったが、わずか9試合でした。野手は毎日、試合に出る。ファンから注目されている根尾選手が1軍にいれば、その効果は、はかりしれない」と期待を寄せていたが…。

 2軍で実戦経験を積んでレギュラーを奪うぐらいの状態で、1軍に昇格してほしい。(三木建次)