2019.3.17 08:00

【真中満氏 満点ど真ん中】左の村上&右の塩見らヤクルト若手台頭心強い

【真中満氏 満点ど真ん中】

左の村上&右の塩見らヤクルト若手台頭心強い

特集:
真中満氏 満点ど真ん中
4回、右越えソロホームランを放つヤクルト・村上=神宮球場(撮影・今野顕)

4回、右越えソロホームランを放つヤクルト・村上=神宮球場(撮影・今野顕)【拡大】

 (オープン戦、ヤクルト7-8巨人、16日、神宮)内角に入ってきた右のサイドハンド・田原のカーブを、軽くたたいて右越え本塁打。得意なタイプの投手の、しかも甘い球は決して逃さない。村上が、長打力、技術面とも、高い能力を持っていることを見せつけた。

 前後の2三振は、追い込まれてからフォークなどの落ちる球にマークの比重がかかり、速球に振り遅れたもの。課題はまさにここ。シーズンに入り、相手バッテリーの執拗(しつよう)な内角攻めや、落ちる球で仕留めにきたときに、どう対応していくかだ。

 そうはいっても、高校を出て2年目。あの山田哲でも、レギュラーを取るまでに4年かかった。それを考えれば、村上がいかに有望株か、わかるだろう。

 もう1人、光ったのが社会人を経て2年目の塩見。パンチ力があり、足も速い。外野陣の壁は高いが、レギュラーに挑む能力は、十分にある。

 主力の高齢化が叫ばれるヤクルトにあって、山田哲を筆頭に左の村上、右の塩見と、若手が台頭してきたのは心強い。バランスがよく、バラエティーも豊富。新たな打線像は魅力的だ。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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  • 9回、適時三塁打を放つヤクルト・塩見=神宮球場(撮影・長尾みなみ)