2019.3.14 08:00

【黒田正宏 軍師の断】下半身安定どっしりフォームになった阪神・青柳、課題はフィールディング

【黒田正宏 軍師の断】

下半身安定どっしりフォームになった阪神・青柳、課題はフィールディング

特集:
黒田正宏 軍師の断
先発の阪神・青柳=ナゴヤドーム(撮影・水島啓輔)

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 (オープン戦、中日2-4阪神、13日、ナゴヤD)十分に開幕ローテを任せられる。青柳の投球を見て、率直な感想だ。

 抜け球が多く、制球に苦しんでいた頃がウソのように、ストライクが先行する。スライダー、シンカーが低めにしっかりと制球されて決まるから、そう簡単に連打されない。特に右打者の外角への変化球には、平田、ビシエドら好打者も苦労していた。

 抜け球も1球もなかったのではないか。課題とされてきた左打者も、投げにくそうな素振りは全くなかった。クイックもうまくなっている。

 変身した要因は、下半身の安定。フォームの中でふらつくから、リリースポイントが一定せず、制球が乱れていたが走り込みなど、強化が成功したのだろう。これが青柳? というどっしりしたフォームになっていた。

 ただし、課題もある。フィールディングだ。亀沢、ビシエドの打球処理後の一塁送球でヒヤッとするシーンがあった。止まって投げるから乱れる。捕球して、足を使って送球してもらいたい。本番では相手も揺さぶってくるはずだ。

 とはいえ、藤浪が厳しい状態の中で、今の青柳なら相当期待していい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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