2019.3.13 05:02

ロッテ・永野、「広場恐怖症」だった…関東や仙台など可能なところで登板へ

ロッテ・永野、「広場恐怖症」だった…関東や仙台など可能なところで登板へ

マウンドでは元気に左腕を振った永野。試合後に病気を告白した(撮影・長尾みなみ)

マウンドでは元気に左腕を振った永野。試合後に病気を告白した(撮影・長尾みなみ)【拡大】

 (オープン戦、ロッテ0-4ヤクルト、12日、ゾゾマリン)ロッテの2年目左腕・永野将司投手(26)が12日、ヤクルト戦でオープン戦に初登板した後、不安障害の一つである「広場恐怖症」と診断を受けていることを公表した。飛行機や新幹線など長時間、閉鎖された空間での移動を行う際に、激しい恐怖や不安に襲われ、動悸(どうき)などが起きる症状。九州国際大時代から症状が出始め、ホンダでの1年目に診断を受けたという。

 昨季の1軍登板は千葉で3試合、仙台で1試合。今春の沖縄・石垣島キャンプは症状が強く出たため、空港まで行ったものの参加を断念していた。これまで不参加の理由は「体調不良」と発表されていたが、本人の意思で公表に至った。

 「この先どういう風になっていくかわからないけど、しっかり治療をしていきたい」と話した永野はこの日、八回に5番手で登板し、1回を1安打無失点と好投。貴重な中継ぎ左腕として、吉井投手コーチは「十分1軍で活躍できる戦力」と評価した。今後は通院治療を続けながら、関東や仙台など可能な範囲で登板していく。(浜浦日向)

永野 将司(ながの・しょうじ)

 1993(平成5)年3月2日生まれ、26歳。大分県出身。日出暘谷(ひじようこく、現日出総合)高から九州国際大、ホンダを経て、2018年ドラフト6位でロッテに入団。昨季は4試合に登板し、0勝0敗、防御率0・00。181センチ、82キロ。左投げ左打ち。既婚。年俸850万円。背番号62。

広場恐怖症

 通常であれば何でもないような状況に対し、過剰な恐怖や不安を持つ「不安症群」の一種で、すぐに逃げ出すのが難しい場所や状況に最も恐怖を感じやすい。突然、激しい恐怖や不快感に襲われ、動悸(どうき)や発汗、身震い、息苦しさなどが起きたり、恐怖や不安を感じる状況をかたくなに避けようとしたりする。薬物療法と認知行動療法が最も有効とされる治療法。

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  • 投球するロッテ・阿部=ZOZOマリンスタジアム(撮影・長尾みなみ)
  • 投球するロッテ・東妻=ZOZOマリンスタジアム(撮影・長尾みなみ)
  • 投球するロッテ・阿部=ZOZOマリンスタジアム(撮影・長尾みなみ)
  • 投球するロッテ・大谷=ZOZOマリンスタジアム(撮影・長尾みなみ)
  • 4回、マウンドで腰を押さえるロッテ・涌井=ZOZOマリンスタジアム(撮影・長尾みなみ)
  • 先発のロッテ・涌井=ZOZOマリンスタジアム(撮影・長尾みなみ)