2019.3.12 05:04

日本ハムD1・吉田輝、12日対外試合デビュー「三振を3つ取る」

日本ハムD1・吉田輝、12日対外試合デビュー「三振を3つ取る」

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日本ハム・吉田輝星

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 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農高=が、12日の教育リーグ、楽天戦(鎌ケ谷)で対外試合に初登坂する。中継ぎで1イニングの予定。東北・秋田出身の右腕は、2011年の東日本大震災から8年が経過した被災地に勇気を届けることを誓った。

 故郷の東北地方を襲った2011年3月11日の東日本大震災から8年。その翌日となる12日に吉田輝が、待ちに待った対外試合デビューを果たす。

 「8年たっても爪跡、震災の影響は残っています。ニュースを見ていると、被災地で復興の活動をしている。そういうのを見ていて(復興の)、勇気づけになればと思います」

 当時は小学4年生。秋田県内の被害は大きくなかったものの、「揺れが強かった。怖かったです。学校で授業中でした。グループ学習で机の下に隠れました」と衝撃を忘れることはない。

 自身も野球に勇気づけられた。震災から2年後の2013年には、宮城・仙台市に本拠地を構える楽天が日本一に輝いた。「すごく勇気をもらった。田中さんが投げていて、その年は1敗もしないで優勝に一番貢献していて格好よかった」と吉田輝。24勝無敗で球団初の頂点へと導いたエース、田中将大(現ヤンキース)ら楽天ナインは、復興のシンボルになった。

 2月16日の紅白戦(沖縄・国頭)以来となるマウンドは、中継ぎで1イニングの予定。9日の教育リーグ、楽天戦ではD5位・柿木(大阪桐蔭高)が1回を無安打無失点、2奪三振と好投しただけに、「三振を3つ取るしかない」と意気込む。東北が生んだ18歳の剛腕は、さまざまな思いを胸にマウンドに立つ。