2019.3.10 08:00

【土井正博 豪傑球論】内角得意な阪神・マルテ、問題ない

【土井正博 豪傑球論】

内角得意な阪神・マルテ、問題ない

7回、二塁打を放つ阪神・マルテ=甲子園球場(撮影・山田喜貴)

7回、二塁打を放つ阪神・マルテ=甲子園球場(撮影・山田喜貴)【拡大】

 (オープン戦、阪神3-3日本ハム=九回規定により引き分け、9日、甲子園)斎藤と対戦した二回、マルテはフルカウントから内角直球を引っ張ってファウル。逆球だったが、内角を得意としていることがよく分かった。メジャーのストライクゾーンの関係から、来日する外国人の多くは内角に苦労するが、そこに関しては問題ないようだ。

 一方で今後、相手バッテリーは得意コースの近くを狙ってくるはず。相手に合わせるのではなく、自分が主導権を握り対応するしかない。外角であっても内角であっても“ド真ん中を打つ”という感覚で配球を読み、思いきりのいいスイングをしてほしい。

 私が中日の打撃コーチを務めていた2017年は来日1年目のゲレーロ(現巨人)が春先、苦しんだ。スイングをアッパーからダウンに変えろという声も出たが、長所を生かすことにしたら35発で本塁打王を獲得。やはり、外国人はいじりすぎない方がいい。マルテに対しても周りが騒ぎ立てずに信じることだ。

 三塁手としてハンドリングや送球は巧みだが、一塁に固定してもいいのではないか。開幕を想定した戦い方をする時期にもう入っている。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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