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【小早川毅彦のベースボールカルテ】アリゾナで確信、イチローは大丈夫

【小早川毅彦のベースボールカルテ】

アリゾナで確信、イチローは大丈夫

特集:
小早川毅彦のベースボールカルテ
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イチローは小早川氏が訪れたこの日も、軽快な動きを見せた(撮影・山田俊介)

イチローは小早川氏が訪れたこの日も、軽快な動きを見せた(撮影・山田俊介)【拡大】

 サンケイスポーツ専属評論家の小早川毅彦氏(57)が今年も米大リーグのキャンプを取材。初日(6日=日本時間7日)はアリゾナ州ピオリアのマリナーズを訪れ、マイナー契約で招待選手として参加中のイチロー外野手(45)と再会。打撃フォームの変化をチェックし、メジャー19年目に向けても太鼓判を押した。連載中の「ベースボールカルテ」特別版として、お届けします。

 イチローとは練習前にクラブハウスの外で話ができた。第一声は「すごく元気ですよ!」。オープン戦の成績(16打数2安打)を不安視する報道もあるが、「(3日前の)ロイヤルズ戦から感覚がよくなりました」と語る表情は明るい。自身の感覚を大事にして、あれだけの数字を積み上げてきた本人が「よくなった」と言うのだから、心配ないだろう。

 練習の動きも、昨春と比べて、はるかにいい。昨年会ったのはマ軍への復帰が決まり、ぶっつけ本番で臨んだ実戦の日だった。それを差し引いても、想像を上回る動きをしている。

 キャッチボールは、チームで最も長い距離から力のあるボールを投げていた。他の選手は塁間より約10メートル長い40メートル。イチローは右翼の定位置から三塁線まで届く、60-70メートルの距離だった。

 今キャンプでは当初、テークバックのときに両膝を曲げて重心を下げたフォームで打っていた。フォームについては聞かなかったので、意図はわからない。私がやるとすれば、左足に重心を乗せて“ため”をつくり、下半身を使ってパワーを出したいとき、となるだろう。この日の打撃練習では、若干曲がっているかな、という程度。ほぼ昨年までと同じだった。

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