2019.3.5 22:46

ソフトバンク柳田がオープン戦1号「打球も上がって長打になってくれた」

ソフトバンク柳田がオープン戦1号「打球も上がって長打になってくれた」

 笑顔で試合前の練習を眺めていたソフトバンク・工藤監督が「西武」というフレーズに反応し、表情を引き締めた。この日から開幕カードと同じヤフオクドームで前哨戦。昨季のパ・リーグ王者に対し、闘志をむき出しにした。

 「調整もあるけど、勝って悪いことは何もない。抑えても、打っても悪いことは何もない。どんどん意識してほしいですね」

 互いにベストメンバーを並べて対決だ。「相手に嫌なイメージを。逆に去年は散々植え付けられたけど、今年は違うところをみせたい」。オープン戦とはいえ、ジャブの打ち合いを開始。指揮官の強い気持ちに、まずは選手会長が応えた。一回1死三塁で、柳田が右中間へオープン戦1号2ラン。高橋光のカットボールをホームランテラスに運んだ。

 「タイミングもずらされて詰まりましたが、入ってくれた良かったです。打球も上がって長打になってくれた」

 1点を先制された直後の逆転2ランだ。昨季はオープン戦で本塁打ゼロに終わり、そのまま開幕後の1号も11試合、46打席目まで遅れた。スロースターターを自認しながら「最初は投手も調子がいいから」と苦笑いするのが恒例だが、45発を目標に掲げる今季はそんなことは言っていられない。「どんどん調子を上げていきたい」と開幕に向けて加速を誓った。

 先発の武田は3回8安打6失点と打ち込まれた。2月27日の練習試合(アイビー)の5失点に続き、西武に大苦戦。強力打線が健在の獅子とは今季も打ち合いの雰囲気が漂う中、主砲が堂々と受けて立った。