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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】昨季甲子園球場で借金18、対策は大丈夫なのか? 地の利なければ昨年の二の舞

【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】

昨季甲子園球場で借金18、対策は大丈夫なのか? 地の利なければ昨年の二の舞

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「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記
硬いマウンド変更は歓迎の阪神・ガルシア

硬いマウンド変更は歓迎の阪神・ガルシア【拡大】

 (2)番目の心配は甲子園球場のマウンド改造への順応です。

 今季から甲子園球場のマウンドが硬くなります。球団側の要望を受けて球場側がマウンドを硬くするからです。コンパクション(土壌の硬度を表す尺度)を19→25に引き上げます。米大リーグのマウンドの土を専門で作っている米国の会社から土を輸入して硬度を変えるのです。沖縄のキャンプ地「かりゆしホテルズボールパーク宜野座」に新設されたブルペンのマウンドも甲子園球場の新たなマウンドの硬度と同じ硬さにしていましたね。

 甲子園球場だけではなく広島の本拠地・マツダスタジアムでもマウンドを硬くするのですが、球場側に要望を出した球団関係者はこう説明していました。

 「硬いマウンドは今や世界基準。日本を代表する甲子園球場のマウンドも世界基準に倣ったということ」

 ただ、裏側には中日から移籍したガルシア対策という意味合いもあるでしょう。昨季、ガルシアは全13勝のうち、ナゴヤドームで10勝、東京ドームで2勝でした。ところが屋外ではマツダで1勝しただけ。甲子園球場では防御率7点台でした。甲子園球場の柔らかめのマウンドが合わなかったと推察されます。今季から本拠地としてドンドン投げてもらわなければならないだけにマウンドもガルシア仕様の硬いマウンドにしたのでは…といわれています。

 ガルシアだけではなく新加入のジョンソンやメッセンジャー、ドリスも硬いマウンドへの変更は大歓迎のようですが、問題は日本の若手投手陣です。冒頭、矢野監督のキャンプ採点で「10点マイナス」は若手投手陣の伸び悩み…と書きました。キャンプのブルペンで取材中、阪神OBはこう指摘しましたね。

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