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【ダッグアウトの裏側】サイ・ヤング賞投手も激怒! 『ピッチクロック』導入の波紋

【ダッグアウトの裏側】

サイ・ヤング賞投手も激怒! 『ピッチクロック』導入の波紋

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ダッグアウトの裏側
設置されたピッチクロック

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 久しぶりに米大リーグの春季キャンプを取材した。フロリダ州東海岸のウエストパームビーチ。ナショナルズとアストロズがトレーニングをしており、2017年にオープンした共有のメイン球場にも初めて足を踏み入れることができた。

 大リーグは試合時間の短縮を目指し、オープン戦から投球間の秒数を表示する「ピッチクロック」を試験的に導入。両軍が対戦した23日(日本時間24日)の初戦から、バックネット裏の観客席の上など3カ所に設置された。

 気温24度の中、ナ軍はエースのマックス・シャーザー投手(34)が先発したが、いきなり先頭打者に本塁打。2回で44球を投げ3安打1失点だったこともあってか、ピッチクロックに対する不満を爆発させた。

 「野球ではなくなるね。マウンド上で、トンネル・ビジョン(捕手しか見えなくなる状態)の邪魔になる。野球を変えるような変更には、納得できる理由がほしい」

 2年連続でサイ・ヤング賞を獲得した17年のシャーザーの投球間隔は平均21秒7。オープン戦はテストなので罰則こそないが、米メディアが報じているような「20秒以内に投げないとボールと判定」が導入されたら、気になる間隔だ。

 「きょうは1度もオーバーしなかったが、進行がスローに感じられたのはファウルが多かったからだ。ファウル(の本数)を減らす方が試合時間を短くできる。オレの名前を出して、ピッチクロックに反対だと書いてくれて構わない」

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