2019.3.1 20:10

巨人マシソン来日 一時はがんの可能性もと告げられ…過酷な闘病生活とチームへの思い明かす

巨人マシソン来日 一時はがんの可能性もと告げられ…過酷な闘病生活とチームへの思い明かす

来日した巨人・マシソン=成田空港

来日した巨人・マシソン=成田空港【拡大】

 巨人のスコット・マシソン投手(35)が1日、米国から全日空機で成田空港に来日した。右腕は昨シーズン途中に帰国し、同8月に左膝のクリーニング手術を受けた後、感染症に罹患(りかん)。過酷な闘病生活を明かした。

 「具合が悪くなって、最終的に言われたのが『エーリキア』っていうバクテリア、細菌が彼の中に入って、それで感染症になってしまった。実際にその診断が下るまで時間がかかった。特定できなかった。担当医の1人がもしかしたら重い病気、癌(がん)なんじゃないかという話もあって。そういった精密検査をするために、去年のクリスマスの日に手術を受けた」

 体の異変に気づいたのは、友人の誕生パーティーが行われた昨年11月。その後は状態が徐々に悪化していき、約40度の熱発が続く日もあった。原因が分からず、悪性腫瘍の可能性もあるといわれ、昨年12月に精密検査のためにリンパ節を除去する手術を受けた。

 最長で6日間の入院をするなど入退院を繰り返したマシソン。原因は「エーリキア」という細菌が体内に入り込むことによる感染症で「バクテリアが入ったことによって、モノウイルスっていうのにかかった。免疫力が落ちて、そこでウイルスに感染した」と説明。体重が約10キロ落ち、48日間療養に努めるなどしたが、何よりも一番辛かったのが、悪性の腫瘍の可能性を告げられたときだったという。

 「担当の医師から癌(がん)の可能性があると。それを言われた時は一番つらかったし、家族にも話せなかった。そこが一番つらかった時期。子どもにとってもクリスマスの時期でもあったし、つらい状況を見せたくはなかった。リンパ節を取り除いたということも、医者がリンパ腫瘍の恐れもあるということだったので。パニックになったというか、落ち込んでしまった」

 そんな自身が辛い時期でも、チームのことを思っていた助っ人右腕。「ジャイアンツのことを考えながら過ごしていたし、素晴らしい補強をされた。去ってしまった人となかなか会えないというのも悲しい部分もあるけど、原監督が戻られて、これからもチームの一員として貢献できればなと思っています」と思いを明かした。

 すでに、病気は完治。1月中旬からはトレーニングも開始している。定期的に血液検査などを続けるが、経過は順調。6月までに1軍へ復帰することを目指しており、心優しき剛腕の復活を、多くの人が望んでいるだろう。

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