2019.2.21 05:02

日本高野連、新潟の球数制限導入を再考要請

日本高野連、新潟の球数制限導入を再考要請

 日本高野連は20日、大阪市内で理事会を開き、新潟県高野連が今春の新潟県大会で導入を目指していた投手の球数制限について、同県高野連に再考を求めることを決めた。専門家を交えた「投手の障害予防に関する有識者会議」を4月に発足し、多角的に検討する。

 新潟県高野連は昨年12月に故障予防や選手の出場機会増などを目的に、投球数が100球に達した投手はそれ以降の回では投球できないルールの導入を表明。公式戦で初めての取り組みに注目が集まっていた。

 理事会では、(1)現状では、部員数が20人以下の加盟校が全体の約4分の1の占め、部員の少ないチームが不利になる(2)勝敗に影響を及ぼす規則は全国で足並みをそろえて検討すべきだ-との方針でまとまった。

 また、昨年12月に高知商のダンス同好会の有料発表会に野球部員が出演したことについて、野球部長を「不措置」とすることも決定した。発表会は学校主催で徴収した金銭は施設借用の費用に充てられているため、日本学生野球憲章が禁じる野球部員の商業的利用に抵触しないと判断した。

日本高野連に球数制限の再考を求められた新潟県高野連・富樫信浩会長「まだ文書を受け取っていないので具体的なコメントはできないが、(球数制限は)県で機関決定しているので、何らかの形で検討をして(日本高野連に)回答したい」

横浜高前監督・渡辺元智氏「球数制限を導入するのであれば、足並みをそろえるべきだし、科学的な裏付けも必要。今回の日本高野連の判断は、まさにその通りだと思う」

ドジャース・前田健太投手「高校生は自分では(球数を)制限できない。大人が制限を設けてあげるということは大事なことだと思う」

カブス・ダルビッシュ有投手「何でも挑戦した方が絶対にいい。新しいことを取り入れないと、球界自体も活性化していかない」

日本高野連・竹中雅彦事務局長「(新潟県高野連の)方向性は間違っていないし、球数制限を認めないというわけでもない。有識者会議でもう一度しっかり議論して、1年後には(具体的な指針を)答申していただきたい」

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