原監督(左)を直撃する八木氏。V奪回の鍵を聞き出すと… サンケイスポーツ専属評論家が聞く「俺がセ~覇 監督直撃」は阪神OBの八木裕氏(53)が沖縄・那覇で第2次キャンプを張る巨人・原辰徳監督(60)を直撃した。4年ぶり3度目の監督復帰でオフにはFAで丸佳浩内野手(29)を獲得するなど大補強を敢行。破壊力満点の打線で5年ぶりのV奪回を目指すのだろう…と思いきや、第一声は「八木君、野球は守りだよ」。ポイントは中継ぎ、抑えのブルペン陣の充実-と言い切っていた。
沖縄セルラースタジアム那覇。那覇空港から車で約10分、繁華街のすぐ近くにある球場の周辺はとてもにぎやかだ。そして、一歩グラウンドに足を踏み入れると背番号83のユニホームを身にまとった原監督の姿が打撃ケージの後ろにあった。やはりこの人が巨人の監督というのが、なぜかシックリくる。還暦を迎えてもやはり永遠の若大将は巨人のユニホームがよく似合っている。
「監督、4年ぶりの監督復帰ですね」。そう声をかけると笑顔を浮かべて「いや~毎日が楽しいよ。まさか現場に帰って野球をまたするとは思っていなかった。今はどうチームを立て直すか、考えるだけでも毎日が楽しいよ」と話す。過去に2度の3連覇を含む7度のリーグ優勝、日本一にも3度輝いている名将が、「野球は楽しい」とまるで野球少年のような笑顔を浮かべてきた。
ちょっぴり戸惑いながらも早速、本題へ入っていく。さあ、今季どうやって5年ぶりのリーグ優勝を目指すのか-。オフに広島からFA宣言した丸を獲得、新外国人ビヤヌエバ(前パドレス)やオリックスを退団した中島も獲った。坂本勇や岡本らと形成する打線は破壊力満点で、てっきり「打ち勝つ野球」を口にするのかなぁ~と思っていたら、原監督が真っ先に言った言葉は…。